防ごう、高齢者虐待。まずはご相談を!
- 市の担当課
- 保健福祉局長寿社会対策課 電話093-582-2407
高齢者虐待は年々増加傾向にあり、深刻な社会問題になっています。北九州市でも、養護者による虐待の認定件数は令和5年度で約150件にも上っています。
虐待をなくすために
●早期発見・報告で在宅における虐待を防ぐ
虐待かもしれないと思ったら各区役所・出張所の地域包括支援センターに連絡してください(通報の秘密は守ります)。
●誰もが虐待者になる恐れ
家族内の人間関係や介護疲れなど、さまざまなことが要因となって虐待に発展してしまうケースが考えられます。一人で抱え込まず、介護保険や福祉サービスなどを利用して、介護負担を減らすことも大切です。
地域包括支援センターでは高齢者だけでなく、介護者の相談にも応じます。
虐待は、身体的な暴力だけではありません
次のような行為が虐待にあたります。高齢者本人や虐待している人の自覚は問いません。
- ■身体的虐待
- たたく、殴る、つねる、ベッドに縛る、部屋に閉じ込めて外に出さない など
- ■介護の放棄・放任(ネグレクト)
- 食事の世話をしない、病院に連れて行かない、劣悪な環境に放置する など
- ■心理的虐待
- 著しい暴言、拒絶的な対応 など
- ■性的虐待
- 人前で着替えさせる、失禁した後に下着を履かせず放置する、わいせつな行為をする など
- ■経済的虐待
- 養護者や親族が行う、高齢者の年金・預貯金の無断使用や財産の不当な処分 など