「景観まちづくり学習」のすすめ
「景観」は、地域の歴史、自然や風土、文化や伝統など、一人ひとりの暮らしや様々な営みが重なって形成されています。このため個性豊かで美しい景観は、人々に地域への愛着や誇りを育みます。
北九州市では、このような個性が輝くまちなみを創り、未来に引き継ぐために、景観を「知る」「守り・創る」「担う」「高める」ことを景観づくりの目標として定めています。
これらの目標を実践する最初の一歩として、子どもたちの景観に対する関心を喚起し、美しいまちを育成・継承していく動機付けとなる「景観まちづくり学習」は、小中学生におすすめのプログラムです。
この「景観まちづくり学習」は、上記の事項などをねらいとして国土交通省が作成したもので、小中学校の「総合的な学習」を用いて展開ができる「学習の手引き」や11の「モデルプログラム」を用意しており、具体的な「教育実践事例」も紹介しています。
また、財団法人 都市文化振興財団では、「景観まちづくり学習」に取り組む小中学校向けに助成事業も実施しています。
これらを活用して、皆さんの学校でも「景観まちづくり学習」に取り組んでみませんか。