市販薬のオーバードーズ(過剰摂取)とその影響について
市販薬のオーバードーズ(過剰摂取)とは、薬局やドラッグストアで販売されている風邪薬やせき止め薬等を、大量・頻回に服用することを言います。
医薬品は、安全に効果を発揮するために、飲み方や飲む量(用法・用量)が決められています。
決まりを守らずに、「一度にたくさん飲む」「何回も飲み」といった本来の目的とは異なる飲み方をしてしまうと、副作用により体に悪影響を及ぼしたり、やめたくても自力でやめられなくなるおそれがあります。
医薬品の過剰摂取により、眠気や疲労感がなくなったり、ふわふわした気分になったりすることもありますが、これらの効果は一時的です。
効果がきれると不快な気分になったり、同じ効果を期待してオーバードーズを繰り返してしまい、最悪の場合、亡くなってしまう事例も発生し、社会問題になっています。