「薬物なんて関係ない。」みなさんそう思っていませんか?
残念ながら、薬物はあなたの身近に潜んでいます。
一度でも手を出すとやめられなくなります。
正しい知識をもって、自分を守ってください。
そして、誘われても「ノー」と断る勇気を持ちましょう!
薬物乱用ってなに?
覚醒剤、シンナー、大麻など医薬品ではないものを不正に使うことや、向精神薬などの医薬品を本来の医療目的以外に使うことです。
たとえ、一回だけの使用でも「乱用」になります。
薬物に手をだすとどうなるの?
薬物を使用すると、繰り返し使用したくなる「依存性」と、繰り返し使うことで同じ量では効かなくなっていく「耐性」が現れます。
そして、薬物をやめたくても、自分の意思ではコントロールできなくなり、やめられなくなってしまう「薬物依存症」になってしまいます。
薬物を使用することで、身体と精神の大切な働きが壊れてしまいます。
乱用される薬物ってなに?
薬物にはいろいろな種類があります。
どの薬物も乱用すると、脳や中枢神経が侵され、心も体もボロボロに傷つきます
そして、やめようと思っても自分の意思ではやめられなくなる薬物依存症になります。
薬物乱用防止のための基礎知識(麻薬・覚せい剤乱用防止センター ホームページ)(外部リンク)
最近では、危険ドラッグ(「合法ドラッグ」、「脱法ドラッグ」)が青少年を中心に乱用が拡大してきており、健康被害や事件が起こっています。
関連ページ:危険ドラッグは大変危険です!
乱用される薬物 | 主な俗称 |
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覚醒剤 | エス・スピード・アイス・シャブ |
MDMA | エクスタシー・バツ・エックス |
コカイン | コーク・スノウ・クラック |
大麻 | マリファナ・ハッパ・グラス・ハシッシュ |
シンナー、トルエン | アンパン・純トロ |
ヘロイン | チャイナホワイト・ジャンク・エイチ |
LSD | アシッド・フェニックス・ペーパー |
幻覚性きのこ | マジックマッシュルーム |
北九州市の現状と取組み
福岡県内のシンナー乱用少年の検挙・補導者数は全国的にも高いものでしたが、平成15年をピークに減少を続け、平成25年以降は0人と大きく改善されました。
北九州市では、市と関係機関で組織する「北九州市『青少年の非行を生まない地域づくり』推進本部」内に「薬物等乱用防止対策部会」を設置し、薬物問題に積極的に取り組んでいます。
薬物乱用防止マニュアル
北九州市では薬物乱用防止啓発のための様々なマニュアルを作成しています。
詳しくは保健所医務薬務課までお問い合わせください。
電話:093-522-8766