本市における少年非行の情勢は、非行者率及び再犯者率が高い水準にあり、また、全国的に見ても、出会い系サイトやコミュニティサイトを利用した犯罪被害が増加傾向にあります。厳しく深刻な非行情勢の背景には、規範意識の低下やコミュニケーション能力の不足など様々な問題があります。
このような状況の中、青少年を被害者にも加害者にもさせないことを目指し、平成24年7月、関係機関・団体で構成する「北九州市『青少年の非行を生まない地域づくり』推進本部」を設置しました。効果的かつ総合的に、より実効性のある取組を検討し実施していくことにより、青少年の非行を生まない地域の実現を図ります。