インフルエンザに「かからない」、かかっても他の人に「うつさないよう」心がけましょう。
インフルエンザ
- 市内のインフルエンザの流行状況について
- 感染経路
- 感染を防ぐために・・・
- インフルエンザにかかったら・・・
- 小児・未成年者の異常行動に注意が必要です!
- みんなでインフルエンザを予防しましょう!
- インフルエンザ・新型コロナウイルス感染症 予防啓発ポスター
- 令和6年第43週(10月21日から10月27日)の市内の定点医療機関当たりのインフルエンザの報告数は1.77となり、国が流行開始の目安としている1.0を上回ったことから、インフルエンザの流行期に入りました。
- 令和6年第48週(11月25日から12月1日)の市内の定点医療機関あたりの患者報告数19.11となり、注意報レベルの基準値である「10」を超えました。
- 令和6年第49週(12月2日から12月8日)の市内の定点医療機関あたりの患者報告数32.29となり、警報レベルの基準値である「30」を超えました。
- 令和7年第5週(1月27日から2月2日)の市内の定点医療機関あたりの患者報告数3.80となり、警報レベルの終息基準値である「10」を下回りましたので、警報解除となりました。
市内のインフルエンザの流行状況について
インフルエンザは、1週間ごとに、全国で約5,000か所の小児科及び内科の定点医療機関から患者数の報告があり、流行状況に関する調査が行われています。市内では、35ヶ所の定点医療機関より報告を受けています。
定点医療機関あたりのインフルエンザ患者報告数は「市内のインフルエンザ流行状況」をご覧ください。
例年のインフルエンザの流行シーズンは12月から3月頃で、1月から2月頃に流行のピークを迎えます。感染対策をしっかり行いましょう。
(注1)最新の流行状況は、原則、毎週金曜日に更新しますが、データは速報値として公開するものであり、後日修正される場合があります。また、祝祭日の影響などにより、更新が遅れる場合がありますので、あらかじめご了承ください。なお、最新の流行状況とは、前週における患者報告数に基づくものです。
(注2)定点医療機関あたり患者報告数とは:
定点医療機関からの患者報告数を、定点医療機関数で割った値。
1週間ごとの1定点医療機関あたりの平均患者数のこと。
(例)インフルエンザ
市内35の定点医療機関からの1週間あたり患者報告数が1,388人であった場合、「1,388人/35ヶ所=39.66人」となります。
つまり、1週間で、1定点医療機関あたり平均39.66人の患者報告があったということになります。
感染経路
感染した人の咳、くしゃみ、つばなどの飛沫とともに放出されたインフルエンザウイルスを、鼻腔や気管に吸入することによって感染します。
また、インフルエンザウイルスが付着した物(ドアノブ等)を触れた手で鼻や目などに触れることによっても感染します。
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イラスト参照:政府広報オンライン
感染を防ぐために・・・
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インフルエンザなどの感染症にかからない、広げないためには、
日ごろからの一人ひとりの行動が大切です。
- こまめに手洗いを行いましょう。
- 体調不良の方、発熱などの症状のある方は、早めにかかりつけ医に相談しましょう。
- 症状のある方はマスクを着用し、周りの人にうつさないよう心がけましょう。
- 咳・くしゃみの際は、ティッシュや腕の内側などで鼻と口を押さえ、周りの人から顔をそらしましょう。
- 乾燥しやすい室内では、湿度を50%から60%に保つことも効果的です。
- 日ごろから栄養や睡眠を十分にとり、体力や抵抗力を高め、体調管理に努めましょう。
- インフルエンザ流行時には、人混みや繁華街への外出を控えましょう。
(注3)咳エチケットについて
- 咳・くしゃみが出たら、他の人にうつさないためにマスクを着用する。
- マスクをもっていない場合は、ティッシュなどで口と鼻を押さえ、他の人から顔をそむけて1メートル以上離れる。
- 鼻汁・痰などを含んだティッシュはすぐゴミ箱に捨てる。
- 咳をしている人にマスクの着用をお願いする。
(注4)社会福祉施設や医療機関などで勤務されている方は・・・
特に、社会福祉施設や医療機関などでは、施設内感染を予防するため、従事者の衛生管理を徹底する必要があります。
発熱や咳などの症状があったときは、勤務を控え、早めに医療機関を受診しましょう。
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インフルエンザにかかったら・・・
- マスクを着用して医療機関を受診しましょう。
- 受診の際は、事前に医療機関に連絡し、受診方法を確認しましょう。
- 発症から48時間内であれば、抗インフルエンザウイルス薬が有効とされています。
治療については主治医に相談しましょう。 - 人混みや繁華街への外出を控え、無理をして学校や職場に行かないようにしましょう。
(注5)インフルエンザにかかった後の外出について
- 一般的に、インフルエンザ発症前日から、発症後3日間から7日間は鼻やのどからウイルスを排出するといわれています。
そのためにウイルスを排出している間は、外出を控える必要があります。 - 排出されるウイルス量は解熱とともに減少しますが、解熱後もウイルスを排出するといわれています。
- 排出期間の長さには個人差がありますが、咳やくしゃみ等の症状が続いている場合には、不織布製マスクを着用するなど、周りの人にうつさないよう配慮しましょう。
- 参考までに、現在、学校保健安全法(昭和33年法律第56号)では、『発症した後5日を経過し、かつ、解熱した後2日(幼児にあたっては、3日)を経過するまで』をインフルエンザによる出席停止期間としています。(ただし、病状により、学校医その他の医師において感染のおそれがないと認めたときは、この限りではありません。)
小児・未成年者の異常行動に注意が必要です!
インフルエンザにかかった際は、抗インフルエンザウイルス薬の種類や有無に関わらず、異常行動が報告されています。
小児・未成年者がインフルエンザにかかり、自宅で療養する場合は、抗インフルエンザウイルス薬の種類や服用の有無によらず、インフルエンザと診断され治療が開始された後、少なくとも2日間は、保護者等は小児・未成年者を一人にしないことを原則としてください。
また、上記に加えて、異常行動が発生した場合でも、小児・未成年者が容易に住居外に飛び出さないための対策として、例えば、以下のような対策が考えられます。
(1)高層階の住居の場合
- 玄関や全ての部屋の窓の施錠を確実に行う。
(内鍵、補助錠がある場合は、その活用を含む) - ベランダに面していない部屋で寝かせる。
- 窓に格子のある部屋で寝かせる。
(窓に格子のある部屋がある場合)
(2)一戸建ての場合
- (1)に加え、できる限り1階で寝かせる
(注6)異常行動の例
- 突然立ち上がって部屋から出ようとする
- 興奮状態となり、手を広げて部屋を駆け回り、意味の分からないことを言う
- 興奮して窓を開けて、ベランダに出ようとする
- 自宅から出て外を歩いていて、話しかけても反応しない
- 人に襲われる感覚を覚え、外に飛び出す
- 変なことを言い出し、泣きながら部屋の中を動き回る
- 突然笑い出し、階段を駆け上がろうとする
みんなでインフルエンザを予防しましょう!
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インフルエンザ・新型コロナウイルス感染症 予防啓発ポスター
上記のページに、4種のポスターをご用意していますので、自由に印刷してご利用ください。
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このページの作成者
保健福祉局保健所保健企画課
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