小池特別支援学校は、昭和50年の建設から40年以上が経過し、老朽化が進行しているため、建て替えが必要な時期になっています。また、近年、対象児童生徒数の増加により、校舎等が狭あい化し教室不足等の課題を抱えています。その他にも、子どもの運動量に適した運動場の不足、就職を希望する生徒からの就労支援充実のニーズへの対応などの課題を抱えています。
これらの課題を解消するため、小池特別支援学校に隣接する市有地を活用して現地建て替えすることとしています。現在、令和5年度中の供用開始(予定)に向け事業をすすめています。
今回の整備により、適切な教育環境の確保や狭あい化の解消などの課題解決が図れるとともに、高等部の就労支援の拡充及び機能強化も図れること、さらに、西部地域にある八幡特別支援学校の児童生徒数を整備後の小池特別支援学校に取り込め、西部地域全体における過密化が一部解消される等、一定の改善が図れることが期待できます。