5月31日は世界禁煙デー!6月6日まで禁煙週間です。
世界禁煙デーと禁煙週間

日本の喫煙率は年々低下しており、令和元年度の国の調査によると、男女平均で16.7%(男性27.1%、女性7.6%)です。
「世界禁煙デー」は、「たばこを吸わないことが一般的な社会習慣となるよう様々な対策を講ずるべきである」という世界保健機関(WHO)の決議により昭和63年に初めて設けられ、平成元年からは5月31日と定められています。
また、厚生労働省においては、平成4年から「世界禁煙デー」に始まる一週間を「禁煙週間」(5月31日から6月6日)と定めています。今年度の禁煙週間のテーマは「たばこの健康影響を知ろう!・・・望まない受動喫煙のない社会を目指して」です。
喫煙は、がんや心疾患、脳血管疾患、慢性閉塞性肺疾患の原因になるとともに、糖尿病や高脂血症、歯周疾患を悪化させるとされています。さらに、世界保健機関(WHO)は、喫煙は新型コロナウイルス肺炎重症化のリスクが高いとして、禁煙を強く推奨しています。
また、喫煙は喫煙者本人にとどまらず、周囲の人への影響も非常に大きいことから、望まない受動喫煙の防止を図るため、改正健康増進法が成立しました。これにより、まず2019年7月から学校・病院・児童福祉施設、行政機関等が原則敷地内禁煙となり、さらに2020年4月からの全面施行により、それ以外の施設等が原則屋内禁煙となりました。
皆さんご自身のため、そして大切な家族のために、禁煙について考えてみませんか。
たばこをやめたいと思っている方へ

あなたや家族、大切な仲間の命と暮らしを守るため、この機会に禁煙することを真剣に考えてみませんか。「禁煙したいけど難しい」という方のために、スマートフォンやパソコンを使った遠隔での禁煙治療も一部始まっています。
北九州市では「禁煙支援ガイドブック」を作成し、禁煙治療の方法・内容や保険を使って禁煙治療できる医療機関、卒煙サポート薬局の一覧等を掲載しています。区役所等で配布しておりますが下記ホームページでもご覧になれますし、インターネットでの配布受付もできますので、是非ご覧ください。
また、5月30日から6月30日まで市役所1階市民ホール内市政情報コーナーで、たばこの害、COPD(慢性閉塞性肺疾患)などについてパネルやポスターを展示し、資料等の提供を行います。是非お立ち寄りください。



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