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デング熱

更新日 : 2024年12月24日
ページ番号:000029231
デング熱の北九州市への届出状況(単位:人)
  1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 合計
 平成30年 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
 令和元年 0 0 1 0 1 0 0 0 0 0 0 0 2
 令和2年 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
 令和3年 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
 令和4年 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 1
令和5年 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
令和6年 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0   0

感染症法に基づく感染症発生動向調査では、デング熱は全数把握が必要である4類感染症に分類されています。

デング熱が見られるのは、特に東南アジア、南アジア、中南米、カリブ海諸国ですが、アフリカ、オーストラリア、中国、台湾においても発生しています。

COVID-19流行下の渡航制限で、日本人渡航者数の減少とともに、症例数もいったん減少していたものの、渡航者数回復とともに、海外渡航で感染して国内で発症する例(輸入症例)が増加しています。渡航前に下記の情報を確認しましょう。

 ・厚生労働省検疫所ホームページ
  
海外で健康に過ごすために(外部リンク)

 ・北九州市ホームページ
  海外での感染症予防について

なお、2014年には162例、2019年には3例の国内感染例が発生しましたが、以降は報告がありません。

デング熱について

デング熱とは、デングウイルスによっておこる急性熱性感染症です。

デングウイルスに感染した患者を蚊が吸血すると、蚊の体内でウイルスが増殖し、その蚊が他者を吸血することでウイルスが感染します。(蚊媒介性)

主たる媒介蚊は、ネッタイシマカ(日本には常在していない)です。ただし、日本のほとんどの地域(本州以南)でみられるヒトスジシマカも媒介できます。

ヒトからヒトに直接感染するような病気ではありません。

デングウイルスに対する特有の治療薬はなく、対症療法となります。

また、国内で利用可能なワクチンはありませんので、予防するには蚊に刺されないようにすることが重要です。

蚊の予防・対策については、蚊媒介感染症(北九州市ホームページ)の「予防のポイント」を参考にしてください。

蚊がデング熱を媒介するイラスト

ヒトスジシマカの成虫

ヒトスジシマカの幼虫

主な症状

3から7日(最大期間2から15日)の潜伏期間の後に、突然の発熱、発疹、頭痛、骨関節痛、嘔気・嘔吐などがあり、1週間程度で回復します。

また、ごくまれに一部の患者において出血症状を発症し重篤化する場合があります。

ヒトがデングウイルスに感染しても、デング熱を発症する頻度は10から50%です。したがって、感染しても、発症しないことも多く見られます。


デング熱患者の発疹(参考:国立感染症研究所)

医療機関の皆様へ

患者の発生状況及び症例の臨床所見を踏まえ、デング熱が強く疑われる場合は下記へ、ご連絡くださいますようお願いいたします。

連絡先 電話番号
北九州市保健所保健予防課 093-522-8764

『蚊媒介感染症診療ガイドライン(第5.1版)(令和5年9月6日付け 国立感染症研究所作成)』(PDF形式:1,583KB)

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このページの作成者

保健福祉局保健所保健企画課
〒802-8560 北九州市小倉北区馬借一丁目7番1号
電話:093-522-5721 FAX:093-522-8775

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