北九州市では、多様な主体が農業を担う仕組みの一つとして、福祉分野と連携して農業の振興を図る農福連携に取り組んでいます。
農福連携の推進について
農福連携とは
農福連携は、農業と福祉が連携し、障害者の農業分野での活躍を通じて、農業経営の発展とともに、障害者の自信や生きがいを創出し、社会参画を実現する取組です。
北九州市の取組
北九州市では、農業者と障害者就労支援施設が取り組みを進めるために参考となる情報の提供や障害者就労支援施設を対象とした研修に取り組んでいます。
農業者と障害者就労支援施設への情報提供
農福連携マニュアル例
北九州市では、農福連携の「踏み出しにくい」という課題の解決に向け、令和5年度に実施した「農福連携作業受委託実証」の実施結果を基に「農業分野における作業ごとの農作業マニュアル例」を作成しました。
このマニュアル例で、市内でよく生産されている農産物(大葉春菊、キャベツ、ブロッコリーなど)や育苗施設での作業についての作業手順を実際の作業を細分化してマニュアル化したものです。
活用に当たっては、農家の実際の作業条件(圃場規模や作業手順など)に合わせて適宜調整が必要ですのでお気を付けください。
農福連携資源調査
北九州市では、令和5年度に農家や障害者就労支援施設の取組を促進するため、
- 農福連携に関心のある施設
- 農福連携の作業の実績がある施設
- 農福連携に活用できる加工施設等を保有する施設
に関する情報を収集し一覧表を作成しました。
農福連携に取り組む際の連携先施設を検討する際にご利用ください。
【注意】リストに掲載されている施設は、あくまで「農福連携が受託できる可能性がある施設」であり、作業受託を確約するものではありません。依頼の際には、作業内容や条件を明示してご相談いただくようお願いします。
農福連携栽培研修
障害者福祉施設や企業等を対象に、農業の知識や技術の取得を目的として、トマト、ナス、葉物野菜、ブロッコリー等本市で生産されている主要野菜の栽培管理や収穫調整等の実習、実際の農業者の生産現場での作業実習等を行う農福連携栽培研修を令和2年度から実施しています。
詳しくは下記リンクのページをご参照ください。
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このページの作成者
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