石綿(アスベスト)に関しては、平常時での建築物の解体等の際に発生する石綿の飛散のほか、地震や豪雨による災害時には、石綿含有建築材料を使用した建築物等の倒壊・損壊に伴う外部への露出による石綿の飛散・ばく露のおそれが指摘されています。
国は、東日本大震災及び熊本地震の経験や大気汚染防止法の改正などを踏まえ、「災害時における石綿飛散防止に係る取扱いマニュアル(改訂版)」を作成しました。
今般、本市において、大規模災害の発生時に迅速かつ円滑な対応を図るため、国のマニュアルを参考として「北九州市災害時石綿飛散防止マニュアル」を策定しました。
本マニュアルでは、平常時における準備も含めた石綿飛散防止対策に係る基本的な実施事項及び役割分担を取りまとめておりますので、建築物所有者、解体・補修業者、廃棄物処理業者などの皆さまにおかれまして、災害対応時の参考としてご活用いただきますようお願いします。