病院窓口ガイド（在宅関係者用）

　「病院窓口ガイド」は、北九州医療・介護連携プロジェクトの主要事業（とびうめ＠きたきゅう、病院窓口ガイド、医療・介護連携ルール）のうちの一つです。

　平成30年12月に実施した現状調査の結果を踏まえ、医療・介護に関わる在宅関係者向けに作成しています。（最新の「病院窓口ガイド」：令和6年3月1日現在）

【かかりつけ医、訪問看護師、ケアマネジャーなどの在宅関係者用】

　北九州医療・介護連携プロジェクト会議が実施した「医療・介護連携に関する調査（平成30年9月実施）」から「各医療機関などの窓口がわからない・ルールに差があり、合わせるのが大変」と感じたことがある医療・介護関係者が多くいることがわかりました（診療所　約38％、訪問看護ステーション　約60％、ケアマネ事業所　約65％）。
　この状況を改善するために、本プロジェクト会議では病院ごとの窓口やルールなどの現状を調べる「現状調査（平成30年12月実施）」を行いました。「病院窓口ガイド」は、この現状調査の結果を踏まえ、病院ごとの患者情報提供窓口や退院調整の取扱いなどをまとめたものです。

　多くの病院にご協力をいただき、本プロジェクトの対象病院である市内全ての病院（救急告示病院ほか）や市外近隣の救急告示病院のガイドを公表しています。運用のルールを守り、ぜひご活用ください。

【掲載病院（84病院）】

　ガイドはみんなで使い、育てていくものです。下記を必ず読み・守りましょう。

（1）すべての入院ケースではなく、65歳以上の高齢者（介護保険第1号被保険者）の入院を想定したガイドです。

（2）必ず病院窓口ガイドでそれぞれの病院が求めている窓口、窓口が希望する情報提供の方法にそって情報提供をしてください。

　(注)それぞれの病院のガイドをしっかり見て、遵守いただくために、あえて病院窓口ガイドの一覧表は作成しておりません。

（3）個別のケースでは必ずしもガイド通りにいかないこともあります。病院とよくコミュニケーションをとって臨機応変に対応しましょう。

• 細かな取扱いがわからないときは、「ガイドでは、・・・となっているのですが、・・・はどうしたらいいですか？」と病院に相談してみましょう。
• 病院窓口ガイドの作成に合わせ、病院内の仕組みを変更してくれた病院もあるため、まだガイド通りに上手く対応できないこともあります。
• 「病院窓口ガイド」を変更される病院があります。

（4）病院窓口ガイドを使って不具合やトラブルがあったケースは、下記まで気軽に連絡してください。

　北九州医療・介護連携プロジェクト会議事務局
　　保健福祉局地域医療課　電話：093-582-2678、FAX：093-582-2598　

【通常の入院のケース】
（1）ケアマネジャーの課題分析標準項目（23項目）
（2）専門職が考える退院後の希望
（3）家族等が考える退院後の希望
（4）延命処置の希望

【救急のケース】
（1）ケアマネジャーの課題分析標準項目（23項目）の内、
　　・基本情報　・生活状況　・被保険者情報　・認知、コミュニケーション能力
　　・介護力　・関係する医療　・介護関係者
（2）延命処置の希望

　このたびは、お忙しい中、現状調査および「病院窓口ガイド」作成・更新作業にご協力いただき深く感謝申し上げます。
　「病院窓口ガイド」の掲載事項の変更を希望する場合は随時で結構ですので、保健福祉局地域医療課までご連絡ください。