平成10年4月、長年にわたり市民に親しまれた到津遊園の閉園が発表されました。この発表に対し、市民から園の存続を強く求める署名が多数寄せられ、北九州市ではこの強い要望にこたえるため、園を引き継ぐことになり、約2年をかけて動物のいる公園としての再整備を行いました。
新しく誕生した「到津の森公園」は、周辺の豊かな自然を生かし、檻をなくし動物の生息地に近い環境を整え、来園者のためにデッキの設置や観察路の勾配をゆるやかにするなど、「人に、動物に、自然に優しい」公園となりました。 園内には、ゾウやキリン、ライオンなど約80種、470点の動物を展示するとともに、観覧車やメリーゴーラウンドなどの遊具、芝生広場などがあり、家族そろって一日ゆっくり見学しくつろげるようになっており、何度も訪れたくなる公園をめざしています。
また、この公園は、市民のみなさんの存続に対する熱い思いがきっかけとなってオープンしたことから「市民が支える公園」として、さまざまな形で園への市民参加の道を開いています。
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