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平松地区の事業概要

更新日 : 2025年10月16日
ページ番号:000004191

平松地区住環境整備事業

 平松地区は、小倉の中心市街地に近接し、古くから板櫃川河口の漁師町として栄えた住宅地です。しかし、新幹線、JR在来線及び板櫃川に三方を囲まれた閉鎖的な条件に加え、生活道は路地で構成され下水道も整備できず、都市基盤整備が極度に遅れた状態でした。老朽木造住宅が軒と軒が重なるほど密集しており、火災時の消防活動も非常に困難で大火の可能性が高く、衛生上、防災上の問題も抱えていました。また、近年の漁業の衰退等による若年層の流失に伴い、高齢化が進むなど活力の低下したまちとなっていました。
 本事業は、地域コミュニティの良さを活かしつつ、密集した木造住宅の改善、道路や下排水、及びコミュニティ住宅等を整備することで、地区全体の防災性、生活利便性の向上や居住環境の改善を行い、平成17年度で事業が完了しました。

整備計画図

平松地区整備計画図

地区の現状(事業計画時)

平松地区の現状
場所 小倉北区平松町、鋳物師町10、11番
地区面積 5.02ヘクタール
住宅戸数 412戸(老朽住宅:365戸 その他住宅:47戸)

事業期間及び総事業費

平松地区の事業期間及び総事業費
事業期間 平成6年度~17年度
総事業費(見込み) 約148億円

事業内容

平松地区の事業内容
項目 内容
除却戸数 373戸(老朽住宅360戸、その他住宅13戸)
存置戸数 39戸
賃貸コミュニティ住宅建設戸数 260戸
戸建住宅分譲用地 42区画
賃貸店舗建設数 6店舗
商店・事業所等分譲用地 10区画
集会所 1ヶ所
公共施設整備 道路整備15路線、緑地整備1ヶ所、上水道・下水道整備

事業効果(指標)

平松地区の事業効果
指標 事業着手時 事業完了時
不燃領域率 (注1) 18.1% 57.4%
未接道・接道不良住宅率 (注2) 66.0% 0%

注1 不燃領域率
 区域内における公園・道路などのオープンスペースや燃えにくい建物が区域全体に占める割合で、まちの燃えにくさを表す指標です。40%以上の水準に達すると区域の焼失率は急激に低下し、防災性が大きく向上します。国が重点密集市街地として位置づけている地区においても、不燃領域率を40%以上確保することが目標とされています。

注2 未接道・接道不良住宅率
 幅員4メートル以上の道路に適切に接していない住宅の戸数比率。

このページの作成者

都市整備局住宅部住宅管理課
〒803-8501 北九州市小倉北区城内1番1号
電話:093-582-2556 FAX:093-582-4021

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