神嶽川(旦過地区)の浸水被害
平成21年7月と平成22年7月の豪雨により神嶽川から溢水し、旦過市場では2年連続で浸水被害が発生しました。
平成21年7月の浸水状況
旦過地区は、小倉都心の重要な商業拠点として長年市民に親しまれてきましたが、一方で、神嶽川の浸水被害や密集した木造建築物など、防災・防火面で課題を抱えています。
この旦過地区の安全性を高めるとともに、魅力ある市場として継続させるため、神嶽川の改修と一体となった、旦過地区の再整備を行っています。
<現在の旦過地区の景色>
平成21年7月と平成22年7月の豪雨により神嶽川から溢水し、旦過市場では2年連続で浸水被害が発生しました。
平成21年7月の浸水状況
護岸嵩上 約0.8メートル
河道掘削 約2.0メートル
神嶽川の改修と一体となった旦過地区の再整備について、これまで市場関係者と協議を重ねながら検討を進めてきました。
河川上空の利用を想定して魅力ある旦過市場とするために、「旦過地区まちづくり勉強会」を設立し、旦過市場の将来像(目指していきたい方向性)をとりまとめた。
構想を具体化するために、「旦過地区まちづくり整備計画(素案)検討委員会」を設立し、施設の規模・配置、工事中の仮営業など、具体的な検討を行い、施設計画を複数案示。
再整備の進め方や魅力を高める新たな機能・施設などの検討するため、「旦過地区まちづくり整備準備委員会」を設立後、整備計画で示された施設計画(案)の絞り込みを実施。
「旦過地区まちづくり基本計画」の内容について、市場関係者への個別意向調査結果等を踏まえ、今後の実施方針を策定。
この方針に基づく検討のため、新たに「旦過地区再整備協議会(新市場管理運営委員会・旦過地区土地建物委員会)」を設立し、これまでのまちづくり手法の検討(ソフト対策)に加え、土地区画整理事業による基盤整備(ハード整備)の検討を進める。
旦過地区の地元(権利者及び市場3団体)と役割分担のもと、基盤整備は市施行による土地区画整理事業(立体換地)、建物整備及び管理運営は地元が実施する方向性で、事業を推進。
旦過地区再整備(土地区画整理事業及び神嶽川河川改修事業)について、市民意見の募集結果及び市の対応方針を決定。
北九州市と地元双方の果たすべき役割を規定し、誠実に履行することにより、旦過地区再整備事業を着実に推進させることを目的に、「旦過地区再整備事業に係るまちづくり協力協定」を締結。
都市の健全な発展と秩序ある整備を図るため、土地区画整理事業の施行区域と高度地区を都市計画決定。
旦過地区土地区画整理事業の事業計画案の内容を広く関係者にご覧いただくため、事業計画案を縦覧。
縦覧者6名
意見書提出なし(受付期間 令和2年11月11日から12月8日まで)
国への土地区画整理事業の事業認可の手続きを進め、令和3年1月27日に認可を取得。本市が2月10日付けで事業計画を決定し、事業に着手。
土地区画整理法第56条第1項の規定に基づき、旦過地区土地区画整理審議会を設置。
旦過地区立体換地建築物の基本設計概要及び、ECI方式を採用した立体換地建築物の整備について、北九州市議会の常任委員会に報告。
旦過地区土地区画整理事業の事業計画(第一回変更)案の内容を広くご覧いただくため縦覧を実施。
縦覧者5名
意見書提出なし(受付期間 令和5年11月16日から12月13日まで)
土地区画整理事業の事業計画(第一回変更)について令和5年12月26日に国の認可を取得。本市が令和6年1月15日付けで計画決定した。
社会資本整備総合交付金を活用するため、地方公共団体は、目標や目標実現のための事業等を記載した「社会資本整備総合計画」(以下、整備計画という)を作成し、事業を実施しています。
旦過地区再整備に関する整備計画は下記の通りです。
・計画期間:令和2年度から令和6年度
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都市整備局河川公園部神嶽川旦過地区整備室
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