ページトップ
ページ本文

肝炎対策について

更新日 : 2025年12月2日
ページ番号:000002271

 B型・C型肝炎ウイルスは感染しても自覚症状がないことが多く、適切な治療を行わないままにしておくと、本人が気づかないうちに慢性肝炎、肝硬変や肝がんといったより重篤な病気へ進行することがあります。

 感染を早期に発見し、早期に治療を受けることが重要です。

 北九州市では、無料のB型及びC型肝炎ウイルス検査を実施しています。

 詳しくは、下記の「まずは知ろう!肝炎ウイルス無料検査」をご覧ください。

B型肝炎・C型肝炎について

 B型肝炎及びC型肝炎は、それぞれB型肝炎ウイルス(HBV)・C型肝炎ウイルス(HCV)に血液・体液を介して感染して起きる、肝臓の病気です。

 B型及びC型肝炎ウイルスに感染すると、全身の倦怠感に続き食欲不振・悪心・嘔吐などの症状が現れます。また、黄疸の出現や、他覚症状として肝臓の腫大が見られることもあります。

外部リンク(厚生労働省)

まずは知ろう!肝炎ウイルス無料検査

B型・C型肝炎は早期発見・早期治療が重要です。まだ検査を受けたことがない方は、まず無料検査を受けましょう。

対象

過去にB型・C型肝炎ウイルス検査を受けたことのない方(年齢制限はありません)

検査内容

血液検査

検査費用

無料(自己負担なし)

検査場所

  • 肝炎ウイルス検査ステッカーを貼ってある医療機関(診察時間内)

   肝炎ウイルス検査実施医療機関

  • 集団検診(区役所や市民センターなどで実施)   (注)要予約  

   集団検診日程表

肝炎ウイルス陽性者に対する検査費用助成について

 肝炎ウイルス検査で陽性と判定された場合、早期に精密検査を行い、早期治療等に結び付けることで慢性肝炎、肝硬変、肝がんといった重症化を予防することができます。

 また、ウイルス性による慢性肝炎、肝硬変、肝がんの方の場合、定期的な医療機関受診を行うことで、その後の重症化を予防できます。

 福岡県では肝炎ウイルス陽性者に対する検査費用助成を助成しています。

医療費の助成制度について(福岡県実施)

 福岡県では「B型及びC型肝炎のインターフェロン製剤」、「B型肝炎に対する核酸アナログ製剤」及び「C型肝炎のインターフェロンフリー製剤」で保険適用となっている治療を実施している方、または実施予定の方を対象として、治療費の一部を助成する制度を行っています。

詳しくは、下記の福岡県のホームページをご覧ください。

 福岡県(肝炎治療費の一部助成について)(外部リンク)

 また、福岡県では、B型・C型肝炎ウイルスによる肝がん・重度肝硬変の医療費の一部助成を行っています。この制度は最適な治療を選択できるようにするための研究を促進する仕組みを構築することを目的とするものです。

詳しくは、下記のページをご確認ください。

 肝がん・重度肝硬変治療研究促進事業について(福岡県実施分)

C型肝炎訴訟および救済のための特別措置法について

C型肝炎訴訟について、出産や手術での大量出血などの際のフィブリノゲン製剤・血液凝固第9因子製剤の投与によりC型肝炎ウイルスに感染した被害者の方々の早期・一律救済の要請にこたえるべく、議員立法によってその解決を図るため、新しく法律(「特定フィブリノゲン製剤及び特定血液凝固第9因子製剤によるC型肝炎感染被害者を救済するための給付金の支給に関する特別措置法」)が制定され、平成20年1月16日から施行されました。

給付の仕組み
訴訟の提起  給付金の支給を受けるためには、国(と製剤の製造・輸入販売を行った企業)を被告として、訴訟を提起していただくことが必要になります。最寄りの弁護士会などにご相談ください。
給付金支給の請求  裁判手続きのなかで、製剤投与の事実、因果関係、症状が確認されたら、これを証明する和解調書等をもって、独立行政法人医薬品医療機器総合機構(外部リンク)に給付の支給を請求していただくことになります。

外部リンク(厚生労働省)

  • C型肝炎訴訟の原告の方々との和解の仕組みのお知らせ(外部リンク)
  • 特定の血液製剤によりC型肝炎ウイルスに感染された方へ、給付金のお知らせです。
  • 出産や手術における大量出血等の際に、特定の血液製剤を投与されたことによって、C型肝炎ウイルスに感染された方に、給付金を支給する仕組みがあります。
  •  特別措置法の一部改正により、請求手続きが、令和10年1月17日迄に延長されました。
  •  詳しくは、下記連絡先(独)医薬品医療機器総合機構までお問い合わせください。
  •  【連絡先】 フリーダイヤル:0120‐780‐400 (フリーダイヤルは、携帯電話、公衆電話からご利用いただけます)
  •  【受付時間】 月曜日から金曜日まで(祝日、年末年始を除く) 午前9時から午後5時まで

フィブリノゲン製剤納入医療機関の公表

フィブリノゲン製剤とは人の血液を原料とした医薬品の一種で、かつては大量出血時の止血等の目的で、特に昭和63年6月以前は多くの医療機関で用いられていました。しかし、その当時、フィブリノゲン製剤の原料に混入していたC型肝炎ウイルスの不活性化が不十分であったため、平成6年以前にこの製剤を投与された方々は、肝炎ウイルスに感染している可能性が一般の方より高いと考えられています。 このため、厚生労働省では、製造業者に記録が残っている昭和55年以降にフィブリノゲン製剤を納入した医療機関を公表しました。

外部リンク(厚生労働省)

相談窓口

北九州市では保健所及び各区役所に相談窓口を設置しています。
相談時間は、月曜日から金曜日の8時30分から17時までです。

相談窓口一覧
相談窓口 所在地 電話番号
保健所保健予防課 小倉北区馬借一丁目7番1号 093-522-8764
門司区役所保健福祉課 門司区清滝一丁目1番1号 093-331-1888
小倉北区役所保健福祉課 小倉北区大手町1番1号 093-582-3440
小倉南区役所保健福祉課 小倉南区若園五丁目1番2号 093-951-4125
若松区役所保健福祉課 若松区浜町一丁目1番1号 093-761-5327
八幡東区役所保健福祉課 八幡東区中央一丁目1番1号 093-671-6881
八幡西区役所保健福祉課 八幡西区黒崎三丁目15番3号 093-642-1444
戸畑区役所保健福祉課 戸畑区千防一丁目1番1号 093-871-2331

   フリーダイヤル 0120-509-002
   受付時間  9時30分から18時(土曜日・日曜日・祝日を除く)

   フリーダイヤル  0120-780-400(フリーダイヤルは、携帯電話、公衆電話からもご利用いただけます)
   受付時間  9時から17時(土曜日・日曜日・祝日を除く)

B型肝炎訴訟および救済のための特別措置法について

 幼少期に受けた予防接種等の際に、注射器が連続使用されたことによってB型肝炎ウイルスに持続感染したとされる方が、国に対して損害賠償を求めているB型肝炎訴訟については、平成23年6月に国と原告の間で「基本合意書」が締結され、基本的な合意がなされました。

 その後、全体の解決を図るため、「特定B型肝炎ウイルス感染者給付金等の支給に関する特別措置法」が制定され、平成24年1月13日から施行されました。

 給付金を受けるためには、国を相手に訴訟を起こし和解が成立する必要があります。市内各区役所にて給付金の申請はできませんので、ご注意ください。

 (注)給付金の請求期限は令和9年3月31日です。

 詳しくは、下記の厚生労働省ホームページをご覧ください。

B型肝炎訴訟に関する専用電話相談窓口
03-3595-2252(平日9時から17時まで)

このページの作成者

保健福祉局保健所保健企画課
〒802-8560 北九州市小倉北区馬借一丁目7番1号
電話:093-522-5721 FAX:093-522-8775

このページに関するお問い合わせ、ご意見等は以下のメールフォームより送信できます。

メールを送信(メールフォーム)