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土木工事等の熱中症対策・防寒対策について

更新日 : 2025年12月18日
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1.熱中症対策・防寒対策の積上げ計上の運用について

 令和7年10月の土木工事標準積算基準の改定において、現場環境改善費の「熱中症対策・防寒対策」に関する費用が、率計算から積上げ方式に変更になりました。

【積上げ計上の注意点】

1.「熱中症対策・防寒対策」の費用は、設計変更において、現場環境改善費(積上げ分)として共通仮設費に計上する。作業員個人に対する対策費用は、現場管理費に含まれるため現場環境改善費(積上げ分)の対象外とする。 

(1)現場環境改善費(積上げ分)として計上する対策例

  • 暖房設備(温風ヒーター、ストーブ)、防寒用テント、遮光ネット、大型扇風機、送風機、製氷機、日除けテント、ミストファン、 休憩車の配置等

(2)現場管理費として計上される対策例

  • 温かい飲み物、使い捨てカイロ、ヒーターベスト、塩飴、経口補水液等の効果的な飲料水、空調服、熱中症対策キット等

2.「熱中症対策・防寒対策」(積上げ分)の費用は、現場環境改善費(率分)の50%を上限とする。

2.新型コロナウィルス対策に伴う熱中症予防に向けて(令和5年5月10日以降)の運用について

 令和2年7月28日以降、「土木工事等の熱中症対策に資する現場管理費の補正の試行要領(令和2年4月版)」において、真夏日を 「日最高気温30度以上の日」から「日最高気温28度以上の日」に読み替えて運用してきたが、国土交通省より「新型コロナウイルス対策に伴う工事現場の熱中症予防について」(令和5年3月23日付け事務連絡)が発出されたことから、令和5年5月10日以降は、試行要領の読み替えは廃止するものとします。

 なお、令和5年5月10日前に現場作業を行っていた既契約工事については、真夏日を「日最高気温30度以上の日」から「日最高気温28度以上の日」に読み替えて精算するものとします。

3.新型コロナウィルス対策に伴う熱中症予防に向けて(令和2年7月28日以降)の運用について

1 対象工事についての考え方

 「土木工事等の熱中症対策に資する現場管理費の補正の試行要領(令和2年4月版)」に基づき、熱中症対策に資する現場管理費の補正を実施する、すべての工事を対象とします。

2 「日最高気温28度以上の日」として真夏日数を計測する期間

 令和2年4月1日以降の期間を「日最高気温28度以上の日」として真夏日数を計測するものとします。

4.新型コロナウィルス対策に伴う熱中症予防に向けて(令和2年7月28日以降)

 国土交通省からの令和2年7月1日付け事務連絡「新型コロナウイルス対策に伴う熱中症予防に向けて(参考)」に基づき、新型コロナウイルス対策に伴う熱中症予防を実施した工事については、「土木工事等の熱中症対策に資する現場管理費の補正の試行要領(令和2年4月版)」に定めている真夏日の定義:「日最高気温30度以上の日」を、当面の間、「日最高気温28度以上の日」と読み替えて対応することします。

5.土木工事等の熱中症対策に資する現場管理費の補正の試行要領改定について(令和2年4月1日以降適用)

 平成31年4月1日から試行している、現場の熱中症対策にかかる経費に関して、現場管理費補正の対象工事等を変更し、試行要領を令和2年4月1日適用で改訂します。

 市全域で、主たる工種が屋外作業である土木工事及び現場管理費を計上する除草・浚渫業務委託を対象とします。

6.土木工事等の熱中症対策に資する現場管理費の補正の試行要領改定について(平成31年4月1日以降適用)

 国土交通省の土木工事標準積算基準の改定に伴い、近年の夏季における猛暑日などの気象状況を考慮し、工事現場の熱中症対策にかかる経費に関して、現場管理費の補正を試行します。

 平成31年4月1日以降の起工、かつ令和元年8月1日以降施工の工事(8月1日時点で施工中の工事を含む)に適用します。

 市全域で、主たる工種が屋外作業である土木工事を対象とします。ただし、一括諸経費、軽微な工事は対象外とします。

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