(1) できる限り、巣に近づかないでください
都会のカラスは、公園の木や、街路樹、電柱などに巣を作り、特にヒナの巣立ちの時期(5~6月)に、威嚇行動が激しくなります。その時期はできるだけ、巣に近づかないようにしてください。ヒナが巣立ってしまうと、威嚇も自然と収まります。
(2) どうしても巣の近くを通る場合は、「帽子をかぶる」、「傘をさす」など、頭を守ってください。
(3) 親ガラスが人を襲う前には予兆があります
- 巣に敵(威嚇の相手)が近づくと「カァ、カァ、カァ」と鳴きながら頭上を飛び回ります。
- 敵が去らなければ、近くの木などにとまって「ガーッ、ガーッ、ガーッ」とにごった声で鳴きます。
- それでも敵が去らない場合は、威嚇攻撃をしてきます。
(4) 攻撃の仕方
背後から頭の上をかすめるように飛び、時には脚でけるという行動をします。クチバシでつつくことはなく、怪我を負わされることはほとんどありません。