豊かさを享受しながら、温室効果ガスを大幅に削減するためには、従来の発想の延長線上では、十分な対応は困難です。今後、環境技術の分野では、既存技術の活用に加え、イノベーションを引き起こす新技術の開発や新しいビジネスモデルの創造などが必要となります。また、社会技術の分野では、新エネルギーの利活用による新しい都市開発、さらにはライフスタイルや住民意識の改革などの取り組みが求められます。
「センター」では、こうした環境技術や社会技術のアジア地域への積極的な移転を進め、社会の仕組みの変革を図り、新しい価値観や文化を創造する、”アジアの低炭素革命”の拠点を目指します。
アジアカーボンニュートラルセンター
更新日 : 2023年2月8日
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環境ビジネスの手法による”アジアの低炭素化”の推進

北九州市は「世界の環境首都」及び「アジアの技術首都」を都市ブランドとして構築することを目指しており、環境モデル都市(平成20年7月選定)として2050年には、CO2排出を市内で2005年比50%、アジア地域で150%削減するという目標を掲げています。
そのため北九州市は2010年6月アジア地域の低炭素化を通じて、地域経済の活性化を図るための中核施設として、「アジア低炭素化センター」を開設しました。
さらに2022年1月には「低炭素化」から「脱炭素化」への世界的な潮流を「成長の機会」と捉え、脱炭素社会の実現に向けたカーボンニュートラルの取組を一層推進するため、令和5年1月1日に名称を「アジアカーボンニュートラルセンター」に変更しました。
「センター」の目指すもの
「センター」の組織
「センター」は、北九州市、KITA、IGES北九州アーバンセンターが一箇所に集まり、相互に連携しながら共同実施の方式で運営します。また、環境関連企業のネットワークであるKICS(北九州環境ビジネス推進会)やK-RIP(九州地域環境・リサイクル産業交流プラザ)と緊密な連携を図ります。

このページの作成者
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