不法投棄防止対策
(公社)福岡県産業資源循環協会北九州支部による「環境対策に関する連携協定」に基づくパトロール
北九州市環境局は、令和2年11月に(公社)福岡県産業資源循環協会北九州支部と環境対策に関する連携協定を締結し、市内の不法投棄の防止に向けた取り組みを強化しています。
産業廃棄物処理業から成る同支部会員企業が、その営業活動や産業廃棄物の収集運搬等、通常の事業活動において監視パトロールをすることにより、不法投棄の未然防止・拡大防止が期待できます。
不法投棄防止パトロール
市内の不法投棄等を未然に防止するため、不法投棄されやすい林道や臨海部を中心にパトロールを行っています。夜間、土曜日・日曜日もパトロールを実施して、不法投棄の防止や発見した不法投棄物の撤去指導を行うなど対策を強化しています。
不法投棄等通報員制度
北九州市内での不法投棄発見件数は、年間約500件にのぼり、街の美観を損なうなど、市民生活にも悪影響を与えています。
北九州市では美しい街づくりに不可欠な、不法投棄等の未然防止と早期発見による適正指導を目的として、平成12年度より「不法投棄等通報員制度」を導入しています。
この制度は廃棄物の処理や環境保全について理解と熱意をお持ちの市民の方々を通報員に任命し、不法投棄等を発見した場合に環境センターに通報してもらい、不法投棄をなくしていこうという制度です。
北九州市の生活環境の保全に市民の方々にご協力していただくとともに、不法投棄に対する意識の向上を目指しており、現在、市民公募等を行い61名の方が通報員として活動されています。
不法投棄防止監視カメラ
市内の不法投棄されやすい場所のうち、41箇所に監視カメラを設置しています。カメラにより監視している旨を表示した看板も設置しており、抑止効果を図ると共に、不法投棄者を特定する画像が撮影された場合は警察に告発する予定です。
ヤマト運輸株式会社による「環境活動に係る連携協定」に基づくパトロール
北九州市は、平成29年7月にヤマト運輸株式会社北九州主管支店と環境連携協定を締結し、連携事業の一つとして「不法投棄発見時の通報」に関する取組を行っています。
北九州市内で荷物を集配するヤマト運輸のセールスドライバーの車両(約270台)が不法投棄を発見した時は、その内容(発見日時、場所及びごみの種類等)を市に通報し、市はその通報内容を基に現地確認等を行います
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環境局環境監視部産業廃棄物対策課
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