大気環境改善のための都市間連携協力事業
更新日 : 2022年6月24日
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大気環境改善のための都市間連携協力事業
広域的な対策が必要となるPM2.5等の大気汚染については、科学的な分析が必要であり、その発生源を含めた複合性、広域性、移動性、気象条件などを考慮し、地域住民の健康被害等を含めた現状の課題等を具体的に把握しながら、効果的な対策を講じる必要があります。
北九州市は、これまで培った公害克服の経験や技術を活用し、広域性の観点から大陸からの移流による汚染物質削減のため、平成26年度から中国の諸都市と都市間連携事業を実施し、平成30年度までに、専門家の派遣(延べ107回421人)、研修生の受入(延べ37回222人)、共同研究等を実施してきました。これらの取組は、中国のPM2.5濃度の減少(平均35%)や各都市の環境管理能力向上の一助となりました。 このような成果を受けて、平成31年以降都市間連携から日中国家間プロジェクトに進展し、事業を推進してきました。長年にわたり、中国大気汚染改善への貢献を果たしてきた本事業は、2021年度に協力期間を満了して終了しました。
本市が協力している都市は、中国の上海市(しゃんはいし)、天津市(てんしんし)、武漢市(ぶかんし)、唐山市(とうざんし)、邯鄲市(かんたんし)、大連市(だいれんし)の6都市です。
訪日研修
専門家派遣(セミナー)
共同研究
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