平成29年度は、5か所の実証施設において、7分野11機種のICT・介護ロボット等の導入・実証を行いました。ICT・介護ロボット等の導入前後のデータ比較を行ったところ、各機器について、以下のような効果があることがわかりました。
平成29年度の成果(機器別の効果)
更新日 : 2023年6月30日
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情報共有機器の効果
介護職員の負担軽減
インカムの使用により、介護職員はいつでも、どこでも情報共有や連絡調整、意思疎通が可能となった。
介護の質の向上
介護職員同士の会話が減少し、利用者との会話が増加。
緊急時に迅速な対応が可能となった。
移乗支援機器(非装着型)の効果
介護職員の負担軽減
腰痛リスクの高い不良姿勢が改善した。
介護の質の向上
利用者の皮下出血や打撲等のリスクが低減した。
見守り支援機器の効果
介護職員の負担軽減
利用者の様子が手元のタブレット端末で分かるため、不必要な「居室の見守り」が減少した。
介護の質の向上
利用者の転倒リスクの低減とともに、「寝具手直し」が増加するなど、きめ細やかなケアの提供が可能となった。
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