おたふくかぜの予防接種につきましては、現在、国が定期接種化の検討を行っています。現時点では定期接種の対象ではないため、任意の予防接種(自費診療)となります。
おたふくかぜの予防接種について(任意接種)
おたふくかぜの予防接種について(任意接種)
おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)の概要
ムンプスウイルスによる、耳下腺(耳たぶから耳の前のあごのラインに沿った唾液腺)の腫れを特徴とする感染症です。
流行状況等
数年おきに流行が見られ、近年では感染数が多かった2005年に135.6万人の方が罹患したと推計されています。特に、幼児期の感染が多く、3歳から6歳の方が全患者数の60%程度を占めています。
潜伏期間
約2週間から3週間
症状
唾液腺の腫脹・圧痛、嚥下痛、発熱を主症状として発症し、通常1週間から2週間程度で軽快します。
合併症
最も多い合併症は髄膜炎で、その他脳炎、難聴、精巣炎などを発症する場合があります。
治療法
原因であるムンプスウイルスに対して使用可能な抗ウイルス薬は、現在のところありません。発症後に解熱鎮痛剤等による対処療法がおこなわれます。
予防について
予防接種が有効な予防法であるとされています。
現在、国が定期接種化の検討を行っています。現時点では定期接種の対象ではないため、任意の予防接種(自費診療)となります。
予防接種実施場所
任意接種のため、接種費用は医療機関によって異なります。
予約が必要な場合がありますので、事前に医療機関にお問い合わせください。
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このページの作成者
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