1 審査方法
有識者による審査会において、プレゼンテーションを行っていただきます。
なお、応募者多数の場合は、一次審査(書面審査)を行い、一次審査通過者のみを対象にプレゼンテーション審査を行う場合があります。
2 審査会の日程
令和4年10月中旬
注:日時含め開催方法は、別途ご案内します。
3 審査基準
(1)プロジェクトの審査
審査は、以下の8つの観点で行います。
|
項目 |
内容 |
1 |
先進性・独創性 |
従来にはない、または既存の製品・技術・サービス等を活用するなどして、先進性、独創性を生み出しているか。 |
2 |
汎用性 |
他の企業が将来的に応用することで、汎用や展開を期待できるか。 |
3 |
DX・GX |
DX・GXに取り組み、まちの変革につながるものとなっているか。 |
4 |
スコープ3 |
調達や廃棄等の段階まで含めたプロジェクト全体においてSDGsへの配慮をしているか。 |
5 |
社会的インパクト |
・プロジェクトの理念(パーパス)は明確か。
・SDGsの複数のゴールをリンケージさせた「経済・社会・環境」の統合的取組による社会的インパクトの創出をモデル化できるか。 ・アウトプット、アウトカム等の指標の設定は妥当か。また、目標が野心的か。 |
6 |
SDGs未来都市計画への貢献 |
アウトプット、アウトカムについて、SDGs未来都市計画の指標との関連性や達成の寄与度を明確化しているか。 |
7 |
実施体制・計画性 |
・プロジェクトが社会実装の熟度を有しているか。
・ステークホルダーとの連携等が具体的に検討されているか。
・社会実装や目標の達成に向けた実施計画は妥当か。また、計画から乖離した場合の見直し体制・手法について検討しているか。
・補助事業終了後も継続して事業を実施する計画や体制であるか。 |
8 |
情報提供への協力 |
プロジェクトに係る事業評価の実施に対して、継続的な情報提供が見込まれるものであるか。 |
(2)SDGs経営の審査
事業者が「経済・社会・環境」の3側面に網羅的かつ積極的に取り組んでいるか。
SDGs経営の審査について
上記項目の取組レベルを測るため、株式会社サステナブルスケール(ふくおかフィナンシャルグループの子会社)が提供する、SDGsスコアリングモデルサービス「Sustainable Scale Index」(以下「SSI」という。)を受けていただきます。
注:複数の事業者が共同で申請を行う場合、代表事業者のみSSIを受けていただきます。
【SSI回答期限】:令和4年9月5日(月曜日)
注:環境や人権、人事労務分野等、回答項目が多岐に渡ることから、回答の完了までに長い期間(2週間以上)を要することが想定されます。つきましては、本補助金に応募される場合、可能な限り早期にSSIに着手していただきますよう、お願いいたします。
SSI完了までの流れ
(1)以下より「同意書」をダウンロードの上、下記の送付先へ電子メールで提出
【提出先のメールアドレス】
ss-index-f@fukuokabank.co.jp
注:提出の際、「北九州市SDG-X リーディングプロジェクト補助金」の同意書である旨をメールのタイトルにご記載ください。
(2)「同意書」を送付した事業者は、以下の「SSI申込手順」を確認の上、SSIを申込
(3)福岡銀行が、事業者へ回答用URLを送付
(4)事業者がWEB上でSSIを回答し、福岡銀行へ提出【(1)~(4)までを、令和4年9月5日までに完了させてください】
(5)(本補助金の申請書類の提出が確認できた後)福岡銀行より、回答項目に係るヒアリングを実施
(6)福岡銀行が、SSIの評価書を北九州市へ送付
注意点
(1)SSI申込時に、「情報の取扱いに関する同意について」の内容に同意する旨の項目をチェックしなければ、システム上、SSIを利用できませんが、本補助金の申請にあっては、この同意は効力を発しないこととしています。
(2)SSIの回答が完了した後、本補助金の申請書類が提出されなかった事業者については、回答の評価を実施しません。
(3)SSIに関連して、福岡銀行またはサステナブルスケールが事業者に対して提供した情報(質問項目など)については、回答の提出有無を問わず、お客様に秘密を保持すべき義務が発生します。この守秘義務は、評価回答開始から有効とします。
SSI申込関連書類 注:以下より、ダウンロードできます。
(1)同意書(Word形式:21KB)
(2)SSI申込手順(Word形式:2.0MB)
4 採択事業の決定
採択事業は、審査会の結果を参考に北九州市が決定します。
事業が採択された事業者には、10月中旬ごろに交付決定額及び交付条件を記載した補助金交付決定通知書を送付します。