(1) 空き家の状態
空き家の基礎・屋根・外壁等の状態や衛生、景観、生活環境への影響を確認します。
・基礎の相当部分が破損しているか
・屋根に穴があいているか
・外壁の下地材が複数個所露出しているか
・窓が破損しているか
・塀の一部にグラつきがあるか
・立木の枝が敷地外にはみ出しているか 等
(2) 空き家が周辺に及ぼす悪影響の程度や危険等の切迫性
空き家が倒壊等した場合に予見される周辺の建築物や通行人へ及ぼす影響を確認します。
・空き家が通行量の多い主要な道路や通学路沿いに位置しているか
・周辺の建築物や通行人に被害が及ぶおそれがどの程度切迫しているか 等
(3) 空き家の所有者の状況や事情を把握する
自発的に改善を図る意思があるか等の所有者の対応状況や事情等を確認します。
・空き家所有者の改善に向けての意思
(4) 上記(1)から(3)の状況等を総合的に勘案する
空き家の状態、周辺に及ぼす悪影響の程度、危険等の切迫性、所有者の状況等を総合的に考慮し、管理不全空家に該当するか否かを判断します。