「連携中枢都市圏構想」の目的
人口減少・少子高齢社会にあっても、地域を活性化し経済を持続可能なものとし、国民が安心して快適な暮らしを営んでいけるようにするためには、地域において、相当の規模と中核性を備える圏域の中心都市が近隣の市町村と連携し、一定の圏域人口を有し活力ある社会経済を維持するための拠点づくりを進めるものです。
また、「まち・ひと・しごと創生総合戦略」の中において、重複する都市圏概念が統一され、「連携中枢都市圏」のもと、広域連携の推進策が示されています。
そこで、福岡県北東部地域の市町においても、これまでの広域連携の取り組みを踏まえつつ、各市町の産業特性や地理的特性、生活圏などを考慮したうえで、一つの圏域としていかに発展していくかを検討し、地域のさらなる活性化に繋げていくことを目的としています。
・関連リンク
・第2期まち・ひと・しごと創生総合戦略2020改訂版(外部リンク)(令和2年12月21日閣議決定)
・連携中枢都市圏構想推進要綱(PDF形式:320KB)(総行市第42号)(令和3年4月27日)
・「連携中枢都市」制度の概要
連携中枢都市宣言 | 圏域全体の将来像を描き、圏域全体の経済をけん引し圏域の住民全体の暮らしを支えるという役割を担う意思を有すること等を公表 |
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連携協約 | 宣言連携中枢都市及び1の連携市町村が圏域全体の方向性、連携する分野、役割分担を規定 (連携協約の締結には議会の議決が必要) |
都市圏ビジョン | 連携協約に基づく具体的取組(期間・規模)について、近隣市町村との協議を経て作成 |
【連携中枢都市の要件】
人口20万人以上、昼夜間人口比率がおおむね1以上など、地方圏において相当の規模と中核性を持つ指定都市又は中核市。
【連携する取り組み】
人口減少・超高齢化社会において、人々の暮らしを支え、経済をけん引していくのにふさわしい核となる都市として、以下の3つの取り組みが期待されています。
ア 圏域全体の経済成長のけん引
産学金官民一体となった経済戦略の策定、産業クラスターの形成、
地域資源を活用した地域経済の裾野拡大、戦略的な観光施策 など
イ 高次の都市機能の集積・強化
高度な医療サービスの提供、高度な中心拠点の整備・広域的公共交通網の構築
高等教育・研究開発の環境整備 など
ウ 圏域全体の生活関連機能サービスの向上
生活機能の強化に係る政策分野、結びつきやネットワークの強化に係る政策分野
圏域マネジメント能力の強化に係る政策分野 など