ページトップ
ページ本文

第14回北九州市女性活躍・ワークライフバランス表彰

更新日 : 2024年4月12日
ページ番号:000167418

市長賞

光和精鉱株式会社

表彰理由

女性活躍に向けた改善改革や働き方改革により、社員を大切にした働きやすい環境づくりを自然体で実現

 新規雇用に苦戦し、男性中心の業界ながら女性活躍推進の取組を開始。会社にとって欠かせない存在である女性非正規社員の正社員化をはじめ、女性更衣室兼休憩室やトイレなどの環境整備、女性の採用拡大・職域拡大や管理職への登用により、ハード・ソフト両面での改善改革を実施した。また、19時までのパソコンの利用制限制度の導入及びICカード・監視カメラによる労務管理や、年休の計画的な取得促進を徹底。職務の性質上、現場での緊張感がありながらも、社長の積極的なコミュニケーションにより風通しがよい組織風土で、男女ともに楽しく働ける環境づくりを自然体で実現している。

  • 女性非正規社員の正社員化(2017年度比8.1%増)をはじめとする女性活躍推進
  • 年休最大22日付与、年休取得率90%と取得促進を徹底
  • 社長室の廃止や社長との食事会などにより社長と社員の距離を近くし、良好な関係を構築
光和精鉱株式会社様1
光和精鉱株式会社様2

奨励賞

株式会社山本工作所

表彰理由

伝統ある製造現場で短期間で様々な取組を加速化し、社員の満足度向上や意識改革を推進

 北九州における製造業を支えてきた歴史ある企業であり、男性中心職場で女性の意見が反映されにくいことが課題であったが、2019年2月に社員の満足度向上や定着化に向けブランディングプロジェクトを実施。社長やトップ層を中心に、女性社員の要望を取り入れ、環境整備や福利厚生制度の充実など様々な取組を短期間で一気に進めた。社員の「これから変わっていかなければならない」という意識が育ってきたことが一番の成果。この改革を基盤として、さらなる取組推進に期待したい。

  • 労働時間に関する管理監督者の手引き作成や外部コンサルタント導入等による長時間労働の改善と生産性向上
  • 男女がともに働きやすい職場環境づくりのため、エントランスの改装やリフレッシュルーム、浴室等を整備
  • 予防医療への補助制度新設、出産祝い金の増額など福利厚生制度を充実
株式会社山本工作所様1
株式会社山本工作所様2

株式会社メンバーズ ウェブガーデン北九州

表彰理由

全社的な取組に加え北九州独自の視点で働きやすさを推進、社員とともに長期的な発展を目指す

 長時間労働が多かった業界で、全社的に女性活躍やワーク・ライフ・バランスに関する3ヶ年計画(「みんなのキャリアと働き方改革」)を策定し、残業50%削減、年収20%増、女性管理職比率30%などの目標を達成。北九州拠点においても、「長く幸せに働く」ことを目指し、徹底した労務管理やリモートワークによる柔軟な働き方を推進。独自の教育システムの構築や自己研鑽の推奨など長期的なキャリア支援にも力を入れている。社員自ら職場改善を実現できる環境となっており、今後の成長が期待される。

  • モノづくりのノウハウを共有し、キャリアアップを支援する、拠点クリエイティブ向上施策を実施
  • コミュニケーション強化等のために、若手社員が運営する「拠点推進委員会」やチームを横断する座談会を実施
  • リーダー11名のうち5名を女性とする、フラットな業務推進体制を整備
株式会社メンバーズ ウェブガーデン北九州様1
株式会社メンバーズ ウェブガーデン北九州様2

園川 輝美(株式会社プロデュース お里の家きらめき本城管理者)

表彰理由

得意の仕組みづくりを活かして、スタッフの「いくつになっても輝ける人生」を応援するイクボス

 介護施設の管理者として、業務の細分化や手順書の作成など、業務を効率化する様々な仕組みを作り、多様な事情を抱えたスタッフが自信を持って働き続けられる職場づくりを実践。さらに、スタッフの生きがいづくりのために始めた「子ども食堂」などの取組は、地域貢献にもつながっている。自身の子育てに悩んだ際は心理学やコーチングを家族とのコミュニケーションに活かし、家庭でも「やらないことを決める」などのルールづくりによって様々な活動を両立。

 「年齢を重ねても、病気や障がいがあってもそれぞれの価値を大切にされる、輝ける社会であってほしい」という思いを胸に周囲にポジティブな影響を与えている「イクボス」である。

園川様1
園川様2

大田 純子(公益財団法人 地球環境戦略研究機関(IGES)研究員)

表彰理由

夫の転職で地方に移住しながらも、自身の専門性を活かして新たなキャリアの形成を実現

 外務省や国際協力機構(JICA)で国際的なキャリアを積み、結婚後、夫の転職を機に、インドネシアから北九州市へ移住。当初は仕事から離れていたが、それまでの気候変動分野の専門性を活かしIGESの研究員に就任。SDGsのローカリゼーションなどの活動に尽力している。自身の経験から、若い世代に「ライフステージによってキャリアを中断することがあっても、自分が情熱を持つものを追求し続ければ活躍の場は拓かれる」というメッセージを発信。また、留学生に茶道・着物体験などの日本文化を学ぶ場を提供するなど地域活動も行っている。

 近年地方移住が注目される中、本市での女性活躍の多様な可能性を示している。

大田様1
大田様2

高橋 理沙(ヤフー株式会社 北九州センター)

表彰理由

社内で業績を上げながら育児コミュニティづくりにも貢献する女性管理職のロールモデル

 ヤフー株式会社において、夫婦で協力しながら育児と仕事を両立している。出産後、仕事を辞めた方が良いのではと悩んだ時期もあったが、子どもに誇れるような仕事をしたいと決意し復帰。2019年には、新規の取組に挑戦し、社内での部門内アワードで優勝。管理職として当該取組の正式サポートチームを立ち上げ、これまで培ってきた段取り力・判断力を活かして効率的なマネジメントや部下の育成を行う「イクボス」である。また、自身が育児との両立に悩んだ経験から、「パパママカフェ」の初期メンバーとして、育児について気軽に話し合える場を提供している。

 仕事や育児に成功した姿も苦労している姿も含めて、女性管理職(イクボス)のロールモデルである。

高橋様1
高橋様2

このページの作成者

総務市民局女性の輝く社会推進室
〒803-8501 北九州市小倉北区城内1番1号
電話:093-582-2209 FAX:093-582-2624

メールを送信(メールフォーム)

このページについてご意見をお聞かせください

お探しの情報は見つかりましたか?

【ご注意】

  • 業務に関するお問い合わせなど、お答えが必要な場合は直接担当部署へお願いします。
    上の「メールを送信(メールフォーム)」からお問い合わせください。
    (こちらではお受けできません)
  • 住所・電話番号など個人情報を含む内容は記入しないでください。