少子高齢化が急速に進むなか、長時間勤務や画一的な労働を前提とした働き方は、様々な課題に直面しています。
多様で柔軟な働き方を選択でき、働く喜びを感じることができる社会環境の実現は、企業や行政がともに取り組むべき重要な課題です。
令和6年度「第18回北九州市女性活躍・ワークライフバランス表彰」では、誰もが活躍できる環境づくりに積極的にチャレンジしている企業を下記のとおり決定しました。
少子高齢化が急速に進むなか、長時間勤務や画一的な労働を前提とした働き方は、様々な課題に直面しています。
多様で柔軟な働き方を選択でき、働く喜びを感じることができる社会環境の実現は、企業や行政がともに取り組むべき重要な課題です。
令和6年度「第18回北九州市女性活躍・ワークライフバランス表彰」では、誰もが活躍できる環境づくりに積極的にチャレンジしている企業を下記のとおり決定しました。
化粧品卸・製造業
従業員数:36名(うち女性33名)
「ワーママ・スマイル・プロジェクト」活動として、月1回の定期ミーティング及びPRイベント、他企業とのコラボ等を実施している。
以前からあった、ワーキングマザーが働きやすい職場にするという考え方を、「職場の10のルール」として文章化したことで、社内外へ発信できるようになった。
2週間のリフレッシュ休暇(年休5日・特別休暇5日を連続で取得)により、家族と過ごす時間や自己啓発の時間を創出している。
代表自身が子育て中であり、自社の取組みを世の中へ広めることに意欲的である。
小売業
従業員数1,676名(うち女性1,167名)
「ゆめCanプロジェクト」の活動として、月1回の定期ミーティングを行い、3か月に一度は社長も参加している。
身だしなみ基準変更、両立支援制度ハンドブック作成、社員アンケートを実施している。
年4回、社内新聞「ゆめ Can News」を発行し、活動報告やロールモデルの紹介をしている。
女性管理職比率は70名中11名で15.7%、来年度目標20.8%達成見込みである。
総合建設業
従業員数115名(うち女性21名)
「子供は社会で育てる」がトップの方針である。
常務取締役管理部長を責任者として、多様な働き方への体制整備を推進している。
産後パパ育休、子の看護休暇(小学校3年生まで)、育児目的休暇(小学校3年生まで)、保育サービス費用補助、勤務代替手当、育児のためのテレワークの制度を新設。
子育て関連休暇は有給とし、社員の反応も好評であった。
製造業(若松工場としての応募)
従業員数353名(うち女性67名)、若松工場:21名
年1回の社内アンケートや3か月に一度の社員代表による意見交換会で社内の意見を集約するとともに、各事業所へ情報をフィードバックしている。
女性社員の業務を限定せず能力や希望に応じた部署異動を実施し、チームの活性化に寄与している。
育児両立支援として、育児短時間勤務、子の看護休暇、在宅勤務、また働きやすさ向上のため半々休暇(2時間ほどの休暇)等の制度を整備・拡充。福利厚生制度として、宿泊支援制度の条件拡充。
これらの取組により、社員満足度は向上し、離職率が3年で1.5%減少した。
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