大雨を安全に海まで流す
川は、より多くの水を安全に海まで流す役割を果たしています。都市の河川は周囲の土地利用もさまざまで、資産や人口が集中しているため、洪水を防ぐ必要があります。
川の役割
更新日 : 2022年2月10日
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地上に降った雨は、斜面に沿って流れ、それが集まると川が生まれます。山で生まれた川は平野を通り、やがて海へと流れ出ていきます。その間に川はたくさんの役割を果たします。
そのはたらきは、治水、利水、環境と大きく3つにわかれています。
治水のはたらき
紫川(洪水時)
紫川(平常時)
洪水を未然に防ぐ対策
より多くの水を安全に流すために、水の流れる断面を大きくする整備(川幅を広げる、川底を掘り下げる)や、水を一時的に貯留し、河道へ流量を減らす整備(調節池にためる)を実施します。
利水のはたらき
農業や水道用水に利用する
人間の生活に、水は絶対に必要なものです。農業用水、水道用水、工業用水など幅広く利用されるため、人が利用しやすい、きれいな水が安定して流れていることが求められます。
河内貯水池
環境のはたらき
ひとびとにうるおいを与え、自然の一部として生物をはぐくむ
川は、私たちの生活や文化と深く結びついています。景観的に美しく、親しみやすい川は、私たちの生活に心と安らぎを与え、憩いの場になります。また生きものが生息しやすい川であることも大切です。
板櫃川水辺の楽校
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