“官営八幡製鐵所発祥の地”『東田地区』では、広大な企業の未利用地を有効活用するため、企業・経済団体・行政が一体となった東田土地区画整理事業が行われました(平成14年度完成)。
JR線(鹿児島本線)の直線化やスペースワールド駅の開業、マルチメディア産業を中心とした新産業分野の誘致、商業・業務施設の充実、利便性に富み、かつ快適性に優れた、人と環境に優しい高品質な都市生活空間の創造、自然史・歴史博物館(いのちのたび博物館)などの文化娯楽施設にいたるまで、その整備内容は多岐にわたっています。
平成13年7月4日から11月4日には、『ジャパンエキスポ北九州博覧祭2001』がこの地で開催されました。
平成15年6月には、国が進める都市再生事業の一環である「環境共生まちづくり」のモデル事業に「八幡東田地区グリーンビレッジ構想」が選定されました。
平成30年度から「東田ミュージアムパーク実行委員会」を組織し、北九州市東田地区ミュージアムパーク創造事業を実施しています。北九州市東田ミュージアムパーク創造事業とは、いのちのたび博物館を中核として、環境ミュージアム、美術館や世界遺産に認定された官営八幡製鐵所など、各文化施設や商業施設が連携し、集合体(面)としての強みを活かして観光需要の取り組みや地域の活性化などを目指します。
令和4年4月には、スペースワールド跡地に北九州市科学館(スペースLABO)や大型商業施設等がオープンしました。
さぁ、八幡東区に「未来都市」が出現します。