室町期から見える地名 筑前国御牧(みまき)郡(遠賀郡)のうち
年 | 出来事 |
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慶長5(1600)年 | 黒田長政筑前入部遠賀郡のうち |
元和7(1621)年 | 堀川工事はじまる |
宝暦12(1762)年 | 堀川開通 |
明治4(1871)年 | 廃藩置県、若松は遠賀郡10区にぞくする |
明治22(1889)年 | 4月市制町村制施行により遠賀郡若松村となる |
明治24(1891)年 | 2月1日遠賀郡若松町となる 8月30日筑豊興業鉄道開通(若松-直方間)これにより石炭積出港として急速に発展する |
明治31(1898)年 | 10月1日石峰村修多羅を若松町に合併 |
明治39(1906)年 | 10月1日石峰村を若松町に合併 |
明治41(1908)年 | 2月15日江川・洞北両村を合併して島郷村となる |
大正3(1914)年 | 4月1日市制施行により若松市となる 若戸渡船が若松市・戸畑町の共同管理となる |
昭和4(1929)年 | 6月15日福岡県初の市営バス開業 |
昭和6(1931)年 | 8月1日島郷村を合併 |
昭和11(1936)年 | 5月22日市営貨物電車開通 |
昭和15(1940)年 | 若松港貯炭量最盛期 |
昭和37(1962)年 | 9月26日若戸大橋開通 |
昭和38(1963)年 | 2月10日北九州市発足 4月1日政令指定都市(若松区)となる |
若松の発展は、江戸時代1762年に遠賀川の支流となる堀川が完成し、遠賀川から堀川を経由して物資や旅人が洞海湾の入り口に到達できるようになったことに始まります。
さらに、明治に入ってからの港湾の整備、鉄道の開通などにより、若松港が筑豊の石炭を扱う日本一の石炭集積港となったことで最盛期を迎えました。
昭和30年代になると、石炭から石油へのエネルギー革命などによって経済力は急速に減退しました。