外国系
明治初期になると、米国に向けて輸出されるようになり、日本とは違う気候風土にあう品種改良が盛んに行われました。基礎となったのは、「江戸系」「肥後系」の品種ですが、外国人の好みにあった色調で、ボリュームのある大輪のものが多いようです。
あやめ科の他の花との見分け方
花菖蒲 | アヤメ | カキツバタ | ショウブ(サトイモ科) | |
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花 | 原種 ノハナショウブ |
原種 アヤメ |
カキツバタ | ショウブの花 |
生育場所 | 湿原や水分の 多い草原 |
排水の良い草原 | 湿原 | 湿地 |
開花期 | 5月下旬から6月 | 5月上旬 | 5月中下旬 | 5月中下旬 |
花 | 花弁の元に黄色い目型模様がある。 | 花弁の元に網目状の模様 がある。 | 花弁の元に白い目型模様がある。 | 花は殆ど目立たない。 |
葉 | 幅はさまざま。 主脈が葉の中央の表に1本、裏に2本、突出している。 |
幅は、花菖蒲より細い。 主脈は殆ど目立たない。 |
幅は、花菖蒲よりやや幅広。 主脈は目立たない。 |
幅は花菖蒲と同じで、主脈もはっきりしている。 独特の芳香があり、端午の節句の菖蒲湯に使われる。 |