明治期に父・安川敬一郎とともに事業家として成功した松本健次郎が自宅兼迎賓館として建設したもので、国の重要文化財に指定されています。アール・ヌーボー様式の洋館と数寄屋造りの日本館からなり、洋館は、東京駅や日本銀行本店の設計で知られる建築家・辰野金吾によるものです。
なお現所有者である西日本工業倶楽部が倶楽部会館として利用しており、一般公開されていません。
夜宮公園一帯を中心とした魅力づくり
旧松本家住宅(西日本工業倶楽部)
洋館
日本館
庭園
旧松本家住宅遊歩道の整備(オープンガーデン)
市内外からの来訪者に、旧松本家住宅のアール・ヌーヴォー様式の外観建築美を日常的に楽しんでいただくため、平成25年度に旧松本家住宅遊歩道(オープンガーデンコース)の整備を行い、平成26年5月にオープンしました。
利用時間 10時から15時
注)火曜日、お盆、年末年始は利用できません。
そのほか西日本工業倶楽部の催事や天候により利用できない場合があります。
担当:総務企画課企画係 093-871-2316
遊歩道
遊歩道から見える旧松本家住宅
市道一枝25号線ほか歩道の整備
夜宮公園内を通る市道一枝25号線などの歩道を整備しました。その市道につける愛称を公募した結果、「夜宮こもれびRoad」に決まりました。
平成27年11月25日に開催された森の館コンサート(秋)において、愛称披露を行い、翌年3月には愛称看板を設置しました。
担当:総務企画課企画係 093-871-2316
旧安川邸について
旧安川邸は、明治期に石炭関連企業を次々と創業し、工業都市北九州市の基礎を築いた企業家である安川敬一郎氏により、明治45年に建設され、以後三代に亘り安川家当主及び一族が居住した住宅です。
現在は、明治45年(1912年)に若松から移築された大座敷棟1棟のほか、蔵、洋風本館棟などが残されています。
この住宅は北部九州における高級住宅史、日本の近代建築史上極めて重要な住宅建築であることなどから、平成30年8月1日、北九州市指定有形文化財に指定されました。
本市では、平成28年から株式会社安川電機と共同で「旧安川邸利活用事業」を実施し、100年以上の歴史ある建築物等を保全とあわせて庭園を整備し、市民の憩いの場や市内外の観光客が訪れる新たな賑わい・観光拠点として活用しております。
令和4年4月1日から下記のとおり一般公開を行っています。
邸内で日本茶や和菓子などをお楽しみいただけます。
ぜひ、お立ちよりください。
開館時間:午前9時から午後5時まで
休業日:火曜日(祝日の場合はその翌日)、12月29日から1月3日まで
担当:建設局公園管理課 093-582-2464
市ホームページ【旧安川邸について】
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戸畑区役所総務企画課
〒804-8510 北九州市戸畑区千防一丁目1番1号
電話:093-881-0039 FAX:093-871-4807