門司消防署の歴史
更新日 : 2023年6月27日
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年代 | 出来事 |
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明治13年 | 私設消防組の結成 明治13年、当時の門司村で村民有志により結成された消防組が消防機関の始まりといわれています。 当時の消防器具は「雲龍水(うんりゅうすい)」、「龍吐水(りゅうとすい)」と呼ばれた江戸時代名残りの木製椀用ポンプや「纏(まとい)」、「とび口」、「竹梯子」といった初歩的なものでした。 |
明治29年 | 公設消防組の設置 明治27年、消防組規則が制定され、明治29年に福岡県知事は門司消防組の設置を公布しました。 明治32年4月1日、門司市制施行に伴い、企救郡門司町消防組は門司市消防組と改められました。 |
昭和3年 | 常備消防組の設置 昭和3年、常備消防機関設置のテストケースとして、年間で最も火災が頻発する12月から翌年3月までの間に限り消防隊が常備されることになりました。 門司警察署内に詰所が置かれ、輪番制で一昼夜交替の勤務が行われました。 昭和5年5月には常備消防隊が正式に発足しました。 |
昭和12年1月 | 救急自動車の配置 昭和12年1月、門司市消防組に救急自動車が配置されました。 九州では門司が最初です。 |
昭和15年12月 | 官設消防署の開設 昭和15年12月、政府は軍事・経済・政治的な重要都市の防空体制の強化を図るため、特設消防署規定の改正を行いました。 これにより、門司市、小倉市、若松市、八幡市、戸畑市の5市に特設消防署の設置が決定しました。 門司市は官設消防として、常備消防隊の組織がそのまま引き継がれ、門司消防署が開設されました。 消防署は所轄警察署長の指揮監督を受けて職務に当たり、消防職員は県警察部の所管下に新たに消防官として任命されました。 |
昭和22年4月 | 消防団の発足 昭和22年4月30日、消防組から発展した警防団を解消し、自主的な消防団が組織されました。 門司市においては、「門司消防団」が発足しました。 |
昭和23年3月 | 自治体消防の発足 昭和23年3月7日、消防組織法の公布、施行に伴い、自治体消防が組織されました。 門司市においては、「門司消防署」が発足しました。 |
昭和30年10月 | 老松分署が開設 昭和30年10月3日、「門司消防署老松分署」を開設しました。 |
昭和35年3月 | 松ヶ江派出所が開設 昭和35年3月1日、「門司消防署松ヶ江派出所」を開設しました。 |
昭和38年2月 | 北九州市消防局の設置 昭和38年2月10日、門司市、小倉市、若松市、八幡市、戸畑市の5市合併に伴い、「北九州市」が発足しました。 これに併せて、旧5市の消防力を一元化し、「北九州市消防局」を新たに設置し、5署1分署16出張所を置きました。 |
昭和47年2月 | 門司西出張所が開設 昭和47年2月21日、「門司消防署門司西出張所」を開設しました。 |
平成6年3月 | 老松分署の移転 平成6年3月10日、門司消防署老松分署を現在地に移転しました。 |
平成7年12月 | 松ヶ江出張所の移転 平成7年12月25日、門司消防署松ヶ江出張所を現在地に移転しました。 |
平成28年10月 | 門司消防署の仮移転 平成28年10月21日、門司消防署の現地建て替え工事に伴い仮移転し、仮設庁舎にて運用を開始しました。 |
平成29年4月 | 「出張所」を「分署」に名称変更 平成29年4月1日、松ヶ江出張所を「松ヶ江分署」に、門司西出張所を「門司西分署」に名称変更しました。 |
平成31年2月 | 門司消防署 新庁舎へ移転 平成31年2月23日、門司消防署仮設庁舎から新庁舎へ移転し、運用を開始しました。 |
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