北九州市消防局では、JICA「消防・防災」をはじめ、海外の消防関係者の受入れや専門家を派遣しての技術指導など、様々な国際協力・技術協力を行っています。
JICA「消防・防災」
北九州市消防局では、総務省消防庁及び国際協力機構(JICA)からの要請を受け、開発途上国の消防関係者を研修生として約2ヶ月間受入れ、本市の優れた消火技術及び防災知識を伝達することにより、各国の消防発展に寄与しています。
この研修は、昭和63年から実施しており、これまでに84カ国283名の研修員を受け入れています。
研修内容
災害現場活動で必要な消防法令や活動要領等の知識を身につけ、消防車両や機械器具を活用した建物火災、林野火災及び危険物火災等の様々な火災における防ぎょ活動に関する実技訓練を行うことにより、部隊の指揮、消火、救助等の技術を習得します。
また、防災分野では火災予防、火災調査制度、防災啓発活動及び自然災害時の対応や対策を学び、予防・防災に関する知識及び技術を習得します。