消防車による救急出動「あかきゅう」
更新日 : 2023年5月30日
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119番通報で救急車を要請した際に、救急車と併せて消防車が出動する場合があります。
これは、最寄りの救急車が出動していて、他の救急車の到着に時間を要する場合や、傷病者の心肺停止が疑われる場合等に、応急手当の資器材を積んだ消防車を出動させ、救急隊到着までの間の応急処置や、到着した救急隊と連携して活動することで、より迅速で効果的な救急活動を行うことを目的としたものです。
平成17年度からは、「あかきゅう」出動する全ての消防車に、AED(自動体外式除細動器)を積載しています
【AED(自動体外式除細動器)】
AED(自動体外式除細動器)とは、電気ショックが必要な心臓の状態を自動的に判断することができる心臓電気ショックの機器です。
突然死の死因のほとんどは心臓疾患です。その大部分は心室細動という重症の不整脈により引き起こされます。心室細動になると心臓がけいれんし、ポンプとしての役割が果たせなくなり、急速に死に至る極めて危険な状態です。
この心室細動を正常な状態に戻す唯一の方法が、心臓への電気ショックです。そして、その電気ショックを行うための機器がAEDです。
次のような場合等に「あかきゅう」出動します。
- 近くの救急隊が出動していて、次の救急車が到着するまでに10分以上かかると予想される救急事故。
- 傷病者が心肺停止、若しくは心肺停止が疑われる救急事故
- 高台・狭隘地域など、救急隊だけでは傷病者収容に時間がかかると予想される救急事故
- 高速道路における救急事故
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