北九州市の設置率
令和5年の調査によると、北九州市の住宅用火災警報器の設置率は、全国平均や福岡県内の平均と比べて高い結果となりました。
また、条例により設置が義務付けられている部分全てに設置されている世帯の割合(条例適合率)も、同じく高い結果となりました。
地域 | 設置率 | 条例適合率 |
---|---|---|
全国 | 84.5% | 66.2% |
福岡県 | 84.4% | 69.5% |
北九州市 | 88% | 81% |
[消防庁発表の調査結果(令和6年6月1日時点)]
設置の効果
北九州市の住宅火災の被害状況の過去5年分(令和1年から令和5年)を分析したところ、住宅用火災警報器を設置している場合(自動火災報知設備含む)は、設置していない場合に比べ、死者数は約6割減、焼損面積は約4割減となっています。
また、市内でも毎年、住宅用火災警報器を設置していたため、被害を軽減できた事例の報告があります。