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【身近な危険】皆様は知っていますか?身近に潜む火災危険!!

更新日 : 2022年12月27日
ページ番号:000008407

着火剤

 バーベキュー等で、炭や薪などに容易に着火させるために使用する着火剤。
 便利な反面、使用方法等を誤ると、やけどなどの事故を引き起こす可能性があります。
 事故が多発しているのは、メチルアルコールを主成分としたゼリー状の着火剤です。

メチルアルコールの特徴

  • 引火点が低く燃えやすい
  • 揮発性が高い
  • 炎が青白く、太陽の下では見えにくい。

事故事例

(継ぎ足しによる引火・爆発事故)
  昼間にバーベキューをした際、着火剤に点火したものの炎が見えにくかったため、着火剤を注ぎ足そうとして、手に持っていた着火剤に火が燃え移りやけどを負った。
(突然の引火)
  火から1メートルくらいの所に着火剤が入っている容器を置いていたところ、15分位経過した時、着火剤の容器が爆発してやけどを負った。

着火剤を使用する際の注意事項

  • 一度火をつけたら、着火剤の継ぎ足しを行わない。
  • 火の近くに着火剤を置かない。
  • 着火剤を絞りだしたら速やかに点火する。(着火剤が気化して危険です。)
  • 換気の悪い場所で使用しない。
  • 万一のために水バケツを用意しておきましょう。

収れん火災

 収れん火災とは、太陽光線が凹面状、凸面状、球面状のガラス製品などにあたり、レンズ効果により燃えやすい物に焦点を結んだ結果発火し、発生する火災をいいます。 

 レンズ効果を起こす可能性があるもの

  • ガラス玉
  • 猫よけの水を入れたペットボトル
  • 透明な吸盤
  • 金魚鉢
  • 車のドアミラー   など

予防策 

直射日光のあたる窓際などに、レンズ効果を起こすものを置かないことが一番の対策です。

エアゾール缶等による火災

日常生活のさまざまなところで使用されているカセットこんろ用のガスボンベや殺虫剤、ヘアケア製品などのエアゾール製品の多くは、圧縮された可燃性のガスを使用しています。

 可燃性ガスは、火の気があれば引火し爆発燃焼する非常に危険度の高いガスです。 

事故事例

  • ガスコンロの下で殺虫剤を使用していたところ、引火、爆発し顔面にやけどを負った。
  • ファンヒーターの前に置いていたスプレー缶が温風の加熱により破裂、漏れたLPガスにファンヒーターの炎が引火し爆発
  • 中身が残ったままゴミとして出されたスプレー缶が原因で、清掃車内で火災が発生。

注意事項

使用・保管時の注意点

  • 炎に向けて使用したり、ストーブやコンロ、湯沸器など火気の付近で使用しない。
  • 暖房器具やコンロなどの火気の近くや高温の場所にスプレー缶を置かない。
     

廃棄時の注意点

  • スプレー缶を廃棄する際は、最後まで使い切ってから捨てる。
  • ガス抜きは、火気のない風通しのよい屋外で行う。

着衣着火

 コンロやストーブ、ろうそくの火などが衣服が接触し、燃え移ることを着衣着火といいます。

 特に高齢者の方は、厚着をしていて着衣着火に気付かず、思わぬ大きな事故となる場合があります。

事故事例

  • 調理中、ガスコンロの向こう側の鍋を取ろうとして袖口に火が燃え移った。
  • 仏壇にお供えする時に、ろうそくの火が袖口に燃え移った。
  • 厚着をしていたので、服にストーブの火がついたことに気付くのが遅れた。

注意事項

  • 燃えにくい繊維を使った衣服など、防炎製品を使う。
  • コンロの奥には、料理道具や調味料を置かない。
  • 綿やレーヨンの有毛製品は、衣服の表面を炎が走り、あっという間に火が燃え広がるため注意が必要です。

天ぷら油の自然発火

 クッキングペーパーや雑巾に天ぷら油を染み込ませて、ゴミ袋やゴミ箱に捨てたりすると、自然発火し火災に至る場合があります。

 これは、クッキングペーパー等に染み込んだ油が空気に触れると徐々に酸化し、その時に発生した熱が蓄積され高温状態になるからです。自然発火は食用油に限らず、機械油、化粧用オイル等でも発生することがあります。

注意事項

使い終わった食用油を、油の吸い取りパックや、新聞紙、雑巾等に含ませて処理する場合は、油を冷ましてから吸い取るようにしましょう。

このページの作成者

消防局予防部予防課
〒803-8509 北九州市小倉北区大手町3番9号
電話:093-582-3836 FAX:093-592-6795

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