平成7年に発生した阪神・淡路大震災では、地震により293件の火災が発生しました。その被害は焼損面積が80万平方メートルを超え、死者6,434人のうち焼死が死因の12.8%を占めるなど、多くの方が火災により亡くなっています。
また、平成23年に発生した東日本大震災では、地震の揺れや津波により、330件もの火災が発生しました。
さらに、地震による火災は、地震直後や停電後の通電再開後に発生することが多く、大規模な火災に発展する可能性があることからも、各家庭においても火災を未然に防ぐことが重要となります。
(総務省消防庁 東日本大震災記録集引用)