ページトップ
ページ本文

有料老人ホームなどの防火対策について

更新日 : 2023年12月6日
ページ番号:000169628

 令和5年11月28日に大阪市で発生した有料老人ホームの火災では、負傷者9名の被害が発生しています。

 多数の負傷者が発生した要因としては、避難経路となる通路や階段室に煙が流入し、入居者が煙を吸ったことによるものと考えられています。

 有料老人ホームなどは、自力避難が難しい高齢者などが利用する施設であることから、日頃の火災予防とともに、火災時の避難誘導が極めて重要となります。

 有料老人ホームなどの管理者及び利用される皆様におかれましては、下記の事項及び参考資料を確認の上、防火対策の徹底を図られますようお願いします。

出火防止対策の徹底

  1. 近年、電気火災が増加していることから、電気コンセントは「たこ足配線」にしないこと
  2. 劣化した電気コードを使用しないこと
  3. スマートフォンなどに使われる「リチウムイオン電池」は、各機器に付属されている充電器やメーカー指定のものを使用し、膨張、異音、異臭などの異常が生じた場合は使用しないなど、適切に取り扱うこと

避難上必要な施設(廊下、階段、避難口など)及び防火戸の適切な維持管理

  1. 廊下、階段、避難口などの避難上必要な施設において、避難の支障になる物を置かないこと
  2. 防火戸の機能不良がないか確認し、閉鎖の支障になる物を置かないこと

初動対応の確保

  1. 火災時において職員や入所者による初期消火、避難誘導、119番通報が確実になされる体制か確認すること
  2. 特に夜間に火災が発生した場合には、少数の職員により利用者の避難誘導を行う必要があることから、避難誘導が難しい状況を想定した消防訓練を実施すること
  3. 火災時に避難する際は、延焼防止や煙の拡散を防止するために、火災が発生した部屋や階段室の防火戸を閉鎖すること

一部のファイルをPDF形式で提供しています。PDFの閲覧にはAdobe System社の無償ソフトウェア「Adobe Reader」が必要です。 下記のAdobe Readerダウンロードページなどから入手してください。
Adobe Readerダウンロードページ(外部リンク)

このページの作成者

消防局予防部指導課
〒803-8509 北九州市小倉北区大手町3番9号
電話:093-582-3812

メールを送信(メールフォーム)

このページについてご意見をお聞かせください

お探しの情報は見つかりましたか?

【ご注意】

  • 業務に関するお問い合わせなど、お答えが必要な場合は直接担当部署へお願いします。
    上の「メールを送信(メールフォーム)」からお問い合わせください。
    (こちらではお受けできません)
  • 住所・電話番号など個人情報を含む内容は記入しないでください。