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選挙を考える大学生のつどい

更新日 : 2025年11月5日
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北九州市選挙管理委員会では、若年層への選挙啓発を効果的に推進するため、大学生等の皆様と意見交換を行い、若者の視点を取り入れた選挙啓発事業に取り組んでいます。また、大学祭等における学生企画の選挙啓発イベントへの協賛を通じて、若者の主体的な活動を支援しています。

これらの活動により、若年層有権者の皆様が政治や選挙に関心を持ち、積極的に社会に参画することなどを目指しています。

意見交換の様子

令和7年度 第1回 「選挙を考える大学生のつどい」

令和7年8月26日(火曜日)14時から15時30分まで、コワーキングスペース 秘密基地にて、7名の皆さんにご参加いただき、フランクな雰囲気での意見交換会を開催しました。

今回は、自分の身近な話題から未来の社会の話まで、幅広いテーマで活発な議論が交わされました。私たちの生活や社会をより良くしていくために、どんなことが話し合われたのでしょうか?

参加者の皆さんの生の声をご紹介します!

1.最近気になったニュースは?

テレビを見ない方も増え、ニュースアプリなどで情報収集している方が多いようです。政治よりも、自分自身の生活に直接関わるニュースに注目している声が多く聞かれました。

  • 都会での女性殺害事件、教育現場での性犯罪など、身近な安全に関わるニュースに高い関心がある。特に、教育現場では塾講師派遣の検討が進む中、子どもたちの安全確保が新たな課題となると思う。
  • 最低賃金の引き上げは、私たちの生活に直結するのでとても気になる。
  • 高校野球部の暴力問題は、スポーツ界の倫理観について考えさせられると思った。

2.参議院議員選挙、どう感じた?

「若者は政治に無関心」と言われがちですが、今回の選挙ではSNSなどを通して政治に触れる機会が増えたという声が多く聞かれました。

  • YouTube ShortやTikTokで、各政党の主張や公約の「切り抜き動画」を見る機会が増え、手軽に情報に触れられるようになった。また、特定の政党の動画が多いという印象を受けた。
  • 選挙公報は、候補者の顔ぶれを見る程度で、じっくり読み込む人は少なかったように感じる。
  • 街頭演説に初めて参加したが、候補者を支持する人ばかりが集まることへの疑問や、荷物検査の実施など、街頭演説本来の意味について考えるきっかけになった。
  • 「選挙割」の認知度はまだ低いものの、これをきっかけに投票へのハードルが下がった。
  • 芸能人が政治について発信する機会が増えたことも、政治が身近になったと感じる一因になっていると思う。
  • 「選挙に行くことで、本当に日本が変わるのか?」という疑問を持ちながらも、自分自身で確かめる必要があると感じた。

3.「若者は政治に無関心」って本当?

結論:決してそんなことはありません!

  • 「若者」とひとくくりにするのは乱暴であり、関心を持っている人は確実に存在する。
  • 家族や友人との会話の中でも、ふとした瞬間に政治や選挙の話が出ることがある。

4.暮らしの中で、ここが改善されたらいいな!

皆さんの身近な生活から、社会全体まで、様々な改善点が挙げられました。

  • 奨学金の免除制度の拡充は、学生の大きな願い。
  • 地域が企業誘致を行い、学生が魅力的な就職先を選べる環境づくりを進めてほしい。
  • 介護問題では、被介護者だけでなく、介護をする方の心身のケアも重要なのでは。
  • 住む場所の問題や、病気などで働けなくなった時の生活など、漠然とした「将来への不安」はある。

5.「未来の自分・家族・社会」のために、投票について考えたことある?

「税金廃止」のような具体的な政策から、漠然とした「こんな日本になってほしい」という思いまで、様々な意見がありました。

  • ある政党が掲げてた『税金廃止』って、本当に将来のためになるのかな?とも思う
  • 候補者を選ぶときは、細かく『ここをこうしてほしい』っていうより、全体的に『こんな日本になってほしい!』っていう気持ちで選んだ。
  • 『この政党だけは選ばれてはいけない!』っていう危機感で投票に行ったこともある。

6.30年後の社会、どんな未来を想像する?

皆さんが社会の中心となる30年後の未来について、不安や不満、そして希望が語られました。

・お金のこと

「給料がもっと上がってほしい!」

「何歳まで働かなきゃいけないんだろう…」

「福祉のための資金は足りるのかな?」

・心と体のこと

「メンタルヘルスケアに理解のある社会になってほしい。」

・社会のあり方

「交通混雑問題、どうにかならないかな?」

「『多様性』って言われるけど、逆に生きづらさを感じてる…」

「ルッキズム(外見至上主義)ってどうなんだろう?」

「外交関係、日本の文化、どうなっていくんだろう?」

・テクノロジー

「AIともっとうまく共存できる社会になるのかな?」

30年後の社会

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選挙管理委員会行政委員会事務局選挙課
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