鳥獣被害対策は、下記の3原則を総合的に実施することが効果的といわれています。
(1)生息環境管理・・・「近づかせない」
- 稲のヒコバエや野菜クズ、収穫しない果実のほか、葛やクローバーのような雑草など「食べられても腹の立たない餌」をなくす。
- 耕作放棄地や藪などは、野生動物の隠れ家だけでなく餌場にもなるので適切に管理する。
(2)被害管理・・・「侵入させない」
- 囲える田畑は金網柵や電気柵、ネットで囲む。
- 鳥獣を見たら追い払い、人里は怖いと覚えさせる。
(注)ただし、イノシシやサルなどの追い払いは、反撃を受けることも考えられるので十分に気を付けること。
(3)個体数管理・・・「捕獲する」
- 被害を出している個体を適切に捕獲する。