市内において、「イタチ」による被害や目撃情報が寄せられています。日本に生息しているイタチは在来種の「二ホンイタチ」と外来種の「シベリアイタチ(チョウセンイタチ)」の2種類とされています。天井裏を走り回ってうるさい、尿や糞の臭いがひどい、車に侵入され配線を噛まれて故障した(タイヤ周りのコード類破損等)などの被害相談が増えています。
よくある相談と対策【イタチ】
イタチによる被害について
イタチの特徴と習性
・イタチは体長30から40センチメートルほどの胴長短足の動物です。
・非常に動きがすばしこく、頭が入ればどこでも侵入でき、わずか3センチメートル足らずの隙間があれば侵入してくると言われています。
・全国のほぼ全域に生息し、ネズミ・鳥類・昆虫を捕食する夜行性の動物です。
イタチが天井裏にいて困っている
イタチ等の野生鳥獣を捕獲することは、「鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律」により禁止されています。先ずは天井裏や床下から追い出す方法を試してください。
(1)においで追い出す
市販の動物用忌避剤や木酢液・塩素系の漂白剤など、「強いにおい」を発するものを天井裏か床下に直接散布するか、布や新聞紙などに染み込ませ、イタチのいる場所や通り道に置いてください。
(2)煙で追い出す
殺虫用のくん煙剤等、煙のでるものを置く(屋根裏での使用には火を使わない水溶性のものをお勧めします)
(3)光で寄せ付けない
屋根裏などイタチが巣を作った周辺に、LEDや赤色灯・光が反射するものなどを置いてください。
(注)棲みつかれる前、又は追い出した後に再侵入を防ぐため、侵入口を塞いでイタチに入らせないようにしましょう。
(4)捕獲する
追い出し方法でも効果がなく生活環境への被害が防止できない場合は、駆除処理業者に依頼するか市の許可を得ることにより、ご自身で捕獲することが出来ます。
1.駆除処理業者に依頼する場合
本市から特定の業者を紹介することは出来ませんので、自らインターネット等で選定していただくか、駆除業者が登録している協会を案内しています。「一般社団法人 福岡県ペストコントロール協会」連絡先 092-555-8701
2.ご自身で捕獲する場合
有害鳥獣捕獲許可が必要になりますので申請される場合は、産業経済局鳥獣被害対策課(093-582-2269)までご相談いただくか、下記のリンクをご覧ください。
このページの作成者
産業経済局農林水産部鳥獣被害対策課
〒803-8501 北九州市小倉北区城内1番1号
電話:093-582-2269 FAX:093-582-1202