令和5年度　林芙美子忌の集いに参加しました

今年は林芙美子生誕120年の記念の年であり、6月28日は命日でもあります。
6月25日には4年ぶりにお客様を迎えて「林芙美子忌の集い」が小森江西市民センターで開催され、集いに参加しました。
小森江西まちづくり自治連合会と林芙美子資料保存会の両団体が企画し、主催したものです。

冒頭では北九州市立文学館の今川英子館長から「柚木麻子と読む林芙美子」という書籍をご紹介いただき、「林芙美子の作品の根底には食と経済がある。時代がやっと追いついた。」というお話がありました。
文学館の小野恵学芸員からは講和「林芙美子宛書簡の紹介」を行っていただき、DVDの上映やコンサートもありました。
最後は、林芙美子の功績を称え、47歳という若さで没した門司ゆかりの作家を偲び赤いカーネーションの献花を行いました。
 

今年の開催は39回目となり、地域の方々が郷土ゆかりの作家を誇りに思い、業績を称え、功績を未来へとつないでいただいていることに心から感謝します。

また、小森江西市民センターの山手には「林芙美子生誕地記念文学碑」が建立されており、地域の方々が周辺を綺麗に清掃し花壇を整備し、心を込めて手入れしてくださっています。