「楠原踊」は門司港地区に古くから伝わる雨乞いの踊りで、一名みのり踊りとも呼ばれています。
その昔、門司港地区が楠原村といわれていた時代、村人は干ばつになると様々な雨乞い祈願を行いましたが、それでも雨が降らない時にこの踊りを奉納しました。
この踊りは本来、地謡と狂言を交互に行うというこの地域では珍しく明治時代になって狂言は廃絶したましたが、踊りの所作は総体的に仕舞に似て優雅で、中世芸能の名残をとどめています。
昭和47年3月には、「北九州市指定無形民俗文化財」の第一号として指定されています。
詳しくは下記HPをご参照ください。
【北九州市HP】 【市指定 無形民俗文化財】 楠原踊
【門司区役所HP】 楠原踊(くすばるおどり)