最初に発表会の見学者に全員でご挨拶をした後は、まず全員で連吟を謡い、仕舞や太鼓、謡の演目の披露が行われました。
港が丘小学校、門司海青小学校、門司中央小学校の小1から小6までの計11人のこどもたちが、日ごろのお稽古の成果を精一杯表現して、一生懸命頑張っている様がこちらにも伝わってきて可愛らしかったです。
みなさんは「能楽」をご覧になった経験はありますか?
ユネスコ無形文化遺産で、日本が誇る伝統芸能である「能楽」ですが、この演目題材として、実は和布刈神事を題材とした『和布刈』という演目があるんです。こうした門司港ゆかりの「能楽」を後世のこども達にもぜひ伝えていきたい。私の高校の先輩である新ケミカル商事の上田哲則会長の熱い思いから企画され、能楽師の方々や北九州商工会議所の協力のもとに、この「こども能楽体験教室」 は開催されました。
この「能楽」を体験しようと地元門司港の小学生11名が参加して、『和布刈』のお稽古を一生懸命頑張って、その成果を披露するため、三宜楼の百畳間の大広間で発表会が開催されました。
最初に発表会の見学者に全員でご挨拶をした後は、まず全員で連吟を謡い、仕舞や太鼓、謡の演目の披露が行われました。
港が丘小学校、門司海青小学校、門司中央小学校の小1から小6までの計11人のこどもたちが、日ごろのお稽古の成果を精一杯表現して、一生懸命頑張っている様がこちらにも伝わってきて可愛らしかったです。
なかなか能を見る機会も少ないので、地域の小・中学生への体験教室は面白い試みだと感じました。
これも、北九州市に伝統芸能の「能楽」を伝えたいという熱い思い、でこども達にお稽古をしていただいた能楽師の先生方のご苦労の賜物だと思われます。
来年も予定されているとの事で、この「こども能楽体験教室」を通して、門司港に「能楽」の文化が少しずつ拡がっていくことを願っています。
門司区役所総務企画課
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