1.策定の趣旨
本市では、「北九州市子どもの未来をひらく教育プラン」に基づいて特別支援教育の推進を図っているところですが、多様な教育的ニーズに応じた指導・支援の在り方について更なる充実を図っていくことが喫緊の課題となっています。そこで、平成29年1月に、本市初の特別支援教育に特化した「北九州市特別支援教育推進プラン」を策定しました。
このプランで掲げた「5つの視点」((1)一人一人に着目した連続性のある指導・支援の充実 、(2)相談支援体制の整備、(3)教員の専門性の向上、外部人材等の活用、(4)障害者理解の促進、(5)施設・設備面の整備)に基づいて、特別支援教育の更なる充実を図ってまいります。
本プランを基に、子どもたちの可能性を生かす・引き出す教育の充実、子どもたちの「わかる」・「できる」喜びの実感につなげ、子どもたちの「生きる力」の育成に努めるとともに、子どもたちや保護者、市民の皆様の障害者理解を促進し、共生社会の形成に結びつけていけるよう、具体的な施策を推進してまいります。
2.プランの位置づけ、趣旨及び期間
- 「北九州市子どもの未来をひらく教育プラン」で示した方向性や目標をより具体化。
- 課題等を改善していくためのプランを策定。
- 平成29年度から概ね10年後を見据えた特別支援教育の方向性を示すもの。