北九州市の公共施設は、高度経済成長期に、その多くが建築されており、今後一斉に更新時期を迎えることとなります。
しかし、財源には限りがあるため、これらを同時期に更新することは難しく、平成27年度に策定された「北九州市公共施設マネジメント実行計画」において、「施設の長寿命化と年度毎の費用の平準化」が基本方針の一つとされました。
本計画は、学校施設におけるこれまでの「対症療法的な維持管理」から、中長期的な視点で適切に改修等を行う「予防保全型の維持管理」に転換させることで、施設を長寿命化させ、ライフサイクルコストの縮減と支出の平準化を図ることを目的としています。