- 多めの水分を持参させ、喉が渇く前にこまめに水分補給をさせる。また、必要に応じて、水分補給だけではなく、塩分補給が行えるよう経口補水液等を保健室などに常備しておく。
- 体育の授業や校外活動、部活動等の活動中はマスクを外すよう指導する。
- 室温が28℃以下になるように空調機器(冷房)を使用する。
- 気象情報や熱中症警戒アラートを参考にするとともに学校施設(特別教室、体育館、運動場等)における空調の有無に応じた活動内容の設定等に留意する。空調がない場所での活動については、活動前に暑さ指数(WBGT)を測定し、活動の可否を確認する。
- 暑さ指数(WBGT)が「28」を超えた場所では激しい運動を中止する。また、暑さ指数(WBGT)が「31」を超えた場所では活動を原則中止する。
- 熱中症が疑われるような症状が見られた場合は、校内連絡体制を密にとり、養護教諭を中心に処置に当たって、からだを冷やすなどの対応を行う。症状の改善が見られない場合や、初期段階から中等症以上の症状が見られるなどの緊急の場合は、躊躇せずに救急車を要請する。
(注)体育館、運動場、空調のない特別教室は、水泳学習のプール使用時と同様に、毎時間ごとに暑さ指数を確認し、活動の可否を判断する。