北九州市教育委員会では、平成29年3月に「学校における業務改善プログラム」と「学校における業務改善ハンドブック」を策定しました。
さらに、平成31年3月に「学校における業務改善プログラム(第2版)」を、令和5年2月に「学校における業務改善プログラム(第3版)」を策定しました。
北九州市教育委員会では、平成29年3月に「学校における業務改善プログラム」と「学校における業務改善ハンドブック」を策定しました。
さらに、平成31年3月に「学校における業務改善プログラム(第2版)」を、令和5年2月に「学校における業務改善プログラム(第3版)」を策定しました。
学校を取り巻く環境の急速な変化に伴い、学校に求められる役割が拡大するのみならず、抱える課題も複雑化・多様化しています。その結果、教職員は多種多様な業務に追われ、従前と比べて、授業等の教育指導に専念しづらい状況となっています。同時に、教職員のワーク・ライフ・バランスの充実やメンタルヘルス等の健康保持も課題となっています。
このことから、本市教育委員会では、平成29年3月に、これまでの業務改善の取組を一層強化するため、体系的な分析や今後の取組方針を取りまとめた「学校における業務改善プログラム」と、事例集である「学校における業務改善ハンドブック」を策定しました。
また、本プログラムの本格実施から1年が経過し、国においても、平成31年1月25日付で「公立学校の教師の勤務時間の上限に関するガイドライン」が策定されるなど、教師の働き方改革や業務改善の取組が強化されたことなどから、平成31年3月に「学校における業務改善プログラム(第2版)」を策定しました。
このプログラム(第2版)では、意識調査結果や在校時間の現状を明らかにしたうえで、本市が目指す勤務時間外における在校時間の上限目標を設けるとともに、学校で実施した好事例を掲載しております。
さらに、令和5年2月には、ポストコロナを見据えながら、教育DXの推進等、新たな課題に対応した質の高い教育を実現するとともに、教職員のワーク・ライフ・バランスの更なる充実を図るなど、より一層の業務改善を推進するため、「学校における業務改善プログラム(第3版)」を策定しました。
今後も、学校と教育委員会が両輪となり、家庭・地域、関係団体等にも御理解と御協力をお願いしながら、本プログラムに基づく取組を着実に推進することで、学校や教職員の力を高め、本市教育プランの実現に向けて、学校教育の一層の充実を図っていきたいと考えています。
学校における業務改善は、学校及び教育委員会だけで進められるものではなく、保護者や地域の理解・協力が必要不可欠です。
このことから、本市では、令和元年度に、学校及び教育委員会代表者に、保護者の代表者も構成員に加えた「北九州市立学校における業務改善推進拡大会議」を新たに設置しました。
これまでの取組に加えて、本会議の意見を参考にしながら、本市の未来を担う子どもたちのために、教員の子どもと向き合う時間の確保や教職員のワーク・ライフ・バランスの充実のための取組を検討していきます。
【令和5年度開催日】
第1回会議(令和5年8月21日)【月曜日】
第2回会議(令和6年1月29日)【月曜日】
北九州市立の幼稚園・学校では、教職員の負担軽減等の観点から、以下のとおり、長期休業期間中に学校閉庁日を設けています。
【令和5年度の学校閉庁日】
夏季休業期間中:令和5年8月10日、14日、15日及び16日の4日間
冬季休業期間中:令和5年12月27日、28日及び令和6年1月4日の3日間
【学校閉庁日の対応】
(1)教職員が出勤している場合もありますが、原則、学校において電話等によるお問い合わせの対応等を行いません。
(2)原則、部活動を行いません。
平成29年11月2日(木曜日)に開催された文部科学省主催による「第2回学校マネジメントフォーラム」に参加しました。
学校現場における業務の適正化をテーマとした本フォーラムにおいて、北九州市教育委員会による学校現場の業務改善にかかる先進的な取組事例を発表しました。
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